【ギャラリー】昔はお金のかけ方も桁違い……ド派手&衝撃のF1発表会、歴代10選
長い冬を越え、今年もF1新車発表の季節がやってきた。ワクワク感が高まる今日ではあるが、ここでF1史に残る衝撃的な新マシン発表会を振り返ろう。F1マシンのデモランからアーティストによるパフォーマンスまで、こんなのもあったな……と思える”サプライズに溢れた”F1新車発表会を10つピックアップした。
アースカラーに世界が驚愕|2007年ホンダ
Rubens Barrichello, Honda, Jenson Button, Honda
Photo by: Sutton Images
ひとつ目は、“アースカラー”の2007年ホンダ『RA107』の発表会だ。気候変動に対するホンダF1としての姿勢を示すべく、スポンサーロゴを取り払い、黒ベースのマシンに地球を描いた。ドライバーのルーベンス・バリチェロとジェンソン・バトンがベールを剥がすと、会場からは独特なマシンカラーに驚きの声が上がった。
シーズンスタートはド派手に|2004年ルノー
Fernando Alonso, Renault R23
Photo by: Sutton Images
ルノーは2004年のチーム体制発表会で前年度の『R23』を使用し、イタリア・シチリアのパレルモ市内でデモ走行を実施。詰めかける観衆を前に、当時のドライバーだったフェルナンド・アロンソが、V10のNAエンジン音を響かせた。
古代ギリシャの古都をF1が駆ける|1996年ベネトン
Luciano Benetton with the Benetton B196
Photo by: Sutton Images
ルノーの前身であるベネトンも、シチリアの古都タオルミーナで大々的なマシン発表会を行なった。1996年のことである。この年からチーム国籍をイタリアへ変更したこともあり、ジャン・アレジとゲルハルト・ベルガーが前年度のチャンピオンマシン『B195』を石畳の上で走らせた。
飛行機からニューマシン登場|2002年ジョーダン・ホンダ
Giancarlo Fisichella, Eddie Jordan, Jordan Team Boss, Toru Ogawa, Honda R&D of Formula One, Takuma Sato, Jordan Honda EJ12
Photo by: Sutton Images
2002年シーズン、国際物流企業であるDHLをメインスポンサーに迎えたジョーダン・ホンダ。ベルギーのブリュッセル空港の格納庫で行なわれた発表会では、運び込まれてきた貨物機からニューマシンである『EJ12』が降ろされた。この年のドライバーはジャンカルロ・フィジケラと、F1デビュー1年目の佐藤琢磨だった。
ある意味伝説? 幻のカラーリング発表|1999年BAR
Jacques Villeneuve, Craig Pollock, Riccardo Zonta, BAR
Photo by: Sutton Images
当時新チームだったBARは、1999年シーズンに先立ちファクトリーで『BAR01』を発表。ジャック・ビルヌーブとリカルド・ゾンタがそれぞれにマシンのベールを剥がすと、中からは全くカラーリングの異なる2台が登場した。チームは異なるブランドカラーのマシンを1台ずつ走らせたいと考えたが、これはレギュレーション違反。結果として、マシン中央でカラーリングを分けるという異様なマシンが出来上がった。
雪化粧した赤の広場でお披露目|2005年ジョーダン
Narain Karthikeyan, Jordan
Photo by: Sutton Images
2005年にジョーダンがマシン発表会を行なったのは、ロシア・モスクワの中心地、赤の広場。その理由は、ジョーダンがその年の始めにロシアの投資会社ミッドランドに買収されたためだ。登録の都合上この年はジョーダンの名でF1を戦うことにはなったが、2006年からミッドランドF1に名を変えた。
人気女性グループを迎えての発表会|2004年ザウバー
Osamu Goto, Sauber Engine Engineer, Neel Jani, Sauber Test Driver, Peter Sauber, Sauber Team Principal, Felipe Massa, Sauber, The Sugababes, Giancarlo Fisichella, Sauber
Photo by: Sutton Images
当時レッドブルとメインスポンサー契約を結んでいたザウバー(現アルファロメオ)は、レッドブルが所有する格納庫「ハンガー7」で新車発表会を行なった。イギリス出身の女性アーティストグループのシュガーベイブスが登場し、発表会を盛り上げた。因みに、写真左端にいるのは、ホンダF1第2期を支えた後藤治で、当時はザウバーのパワートレイン部門で責任者を務めていた。
最終年もド派手にニューマシン発表|2001年ベネトン
Jenson Button, Giancarlo Fisichella, Fernando Alonso, Mark Webber, Benetton Renault B201
Photo by: Clive Rose / Motorsport Images
ベネトン最後の年となる2001年のマシン発表会は、ベネチアの一等地、サン・マルコ広場を貸し切って行なわれた。レギュラードライバーのジェンソン・バトンとジャンカルロ・フィジケラはもちろんだが、当時テストドライバーを務めていたフェルナンド・アロンソやマーク・ウェバーも登壇した。
スパイス・ガールズとジャミロクワイが登場|1997年マクラーレン
Spice Girls play at the McLaren Mercedes MP4/12 Launch
Photo by: Sutton Images
ロンドンのアレクサンドラ・パレスで行なわれた1997年のマクラーレン『MP4-12』の発表会には、女性アイドルグループのスパイス・ガールズやジャミロクワイを迎え、大々的なショーが行なわれた。因みに、スパイス・ガールズのジェリ・ハリウェルはレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表の奥さん。
”忘れられない1年”の始まりはここから|2007年マクラーレン
Fernando Alonso, McLaren, Lewis Hamilton, McLaren
Photo by: Sutton Images
前年ルノーで王者に輝いたフェルナンド・アロンソと、”秘蔵っ子”の新人ルイス・ハミルトンという布陣で2007年を迎えたマクラーレンは、スペイン・バレンシアのダウンタウンを封鎖して、発表会を大々的に実施した。ドライバーたちは前年度のマシンでデモランを行ない、メインスポンサーを務めたボーダフォンの携帯電話で笑顔で写真を取り合った。しかしシーズンが幕を開けると、ふたりの関係は徐々に拗れ、アロンソは同年限りでマクラーレンを離れることになった。
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