ホンダ田辺TD「一矢報いた。良い形で締めくくりたい」ホンダ勢今季初PPで期待高まる
F1最終戦アブダビGPの予選ではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが今季初のポールポジションを獲得。ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治はレースでは接近した戦いになるだろうと予想しつつも、良い形でシーズンを締めくくりたいと語った。
写真:: FIA Pool
ヤス・マリーナ・サーキットで行なわれたF1アブダビGP予選でポールポジションを獲得したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。
2020年最終戦となるアブダビGPの予選では、レッドブルとアルファタウリのホンダ製パワーユニット搭載勢4台全員が揃ってQ3へ進出。そのQ3では最初のアタックからフェルスタッペンがメルセデス勢に割って入る速さを発揮していた。メルセデス勢が最初にラストアタックを終えると、当初はバルテリ・ボッタスがトップタイムをマーク。しかし最後の計測に向かったフェルスタッペンが0.025秒それを上回るベストラップを記録し、メルセデス勢を従えて今季初のポールポジションを獲得した。
チームメイトのアレクサンダー・アルボンは5番手、アルファタウリはダニール・クビアトが7番手、ピエール・ガスリーが10番手タイムをマークして予選を終えている。
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは予選を振り返ると、レースに向けて非常にポジティブな結果だったとコメント。さらにメルセデス勢からポールポジションを奪えたことに喜びを見せた。
「シーズン最終戦の予選は、フェルスタッペン選手がポールポジションを獲得。ホンダのPUを搭載する2チーム・4台がQ3に進出してトップ10入りを果たし、明日のレースに向けて非常にポジティブな結果が得られました」
田辺TDはそうプレスリリースに語った。
「今シーズン、ここまで16戦連続でメルセデス勢にポールポジションを獲られていましたが、今年最後の予選で一矢を報いることができ、本当にうれしく思っています」
「トップ3は0.1秒以下の僅差。加えてトップ10が1秒以内の差に入るという厳しい戦いの中で、フェルスタッペン選手以外の3台についても、アルボン選手が5番手、クビアト選手が7番手、ガスリー選手が10番手という結果を獲得してくれました」
「明日は、今シーズン最後のレースになります。予選に続いて、レースも非常に接近した戦いが予想されますので、ドライバー、チームと一丸になって悔いのない形でレースを走り切り、よい結果でシーズンを締めくくれられればと思っています」
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