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F1イタリアFP2:ロングラン重視のセッションはメルセデスがワンツー、角田は最多周回で15番手

F1第14戦イタリアGPのフリー走行2回目が行なわれ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマーク。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は15番手だった。

Lewis Hamilton, Mercedes W12

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 F1第14戦イタリアGPのフリー走行2回目が行なわれた。セッションをトップタイムで終えたのは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)た。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は15番手だった。

 イタリアGPの舞台は、伝統のモンツァ・サーキット。4本のストレートを持つ超高速レイアウトのモンツァは、そのコース特性上パワーユニット(PU)が物を言うサーキットだ。また最高速を稼ぐべく、各チームはローダウンフォース仕様のマシンを持ち込んでいる。

 今年のイタリアGPでは、7月に初導入がなされた「スプリント予選レース」が再び行なわれる。そのため、今週は通常とは異なるレースフォーマットでの開催となっている。金曜日にFP1とノックアウト形式の予選。土曜日にFP2と、予選によって決定したグリッドでスプリント予選レースを実施。そして日曜日にスプリント予選レースの結果に基づいたグリッドで決勝レースを開催する。

 金曜日に行なった予選へ出走した時点で、パルクフェルメ規定が各マシンに適応されている。FP2では大幅な仕様変更は許可されていないが、この後行なわれるスプリント予選レースと決勝レースに向け、ロングラン時のタイヤデータ収集が主なメニューだ。

 今回のイタリアGPには、コンパウンドの異なるC1からC5の5種類の内、真ん中のC2〜C4のタイヤセットが持ち込まれている。

 FP2の天候は曇り。気温24度、路面温度34度という状況で60分のセッションが開始。パルクフェルメ規定が既に適応されているからか、上位勢を始めとするドライバーの半分近くはゆっくりとした出だしとなった。

 各車はミディアムタイヤやソフトタイヤを履き周回を重ねた。スプリント予選レースは全18周でタイヤ交換やトップ10に対する予選Q2で使用したタイヤの装着義務はない。スプリント予選レースで、ソフトタイヤを履くのかそれともミディアムタイヤを履くのかをこのセッションで見極めようという狙いだろう。

 バルテリ・ボッタス(メルセデス)は、金曜日の予選でポールポジションを獲得しスプリント予選レースにはポールポジションから出走するが、ペナルティ対象となる4基目のPUを投入したため、決勝はグリッド降格ペナルティを受けるため後方からの追い上げが急務。そのためFP2ではハードタイヤでのロングランメニューも実施していた。

 ストレートが長くブレーキが冷える上、コーナリングを犠牲にしたローダウンフォース仕様のマシンということもあり、ストレートエンドのブレーキングではタイヤをロックさせてコースを逸脱するマシンも見受けられた。

 セッション28分経過時点で、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)が、アスカリシケインのターン9出口でリヤが滑りウォールに正面からクラッシュ。「ああ…少し痛いけど、大丈夫だ」とチーム無線を残し、ノーズが潰れたマシンを降りた。サインツJr.はメディカルセンターでチェックを受け、容態に問題はないことが確認された。

 クラッシュに伴い赤旗が掲示されたが、マシン改修やコース修繕はすぐに終わり、20分を残してセッションは再開された。

 クラッシュしたサインツJr.のチームメイト、シャルル・ルクレールにも残り5分というタイミングで問題が発生したようだ。原因については言及を避けたが、「マシンを止めなければ」とチームに訴えた後にガレージにマシンを入れてしまった。

 ロングラン重視となったセッションをトップで終えたのは、1分23秒246をマークしたハミルトン。2番手にチームメイトのボッタスが入った。メルセデスはスプリント予選レースと決勝レースを前に、新品のソフトタイヤを2本残しており、戦略の自由度も高い状態を保っている。

 3番手には1分23秒662を記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が0.416秒差、4番手にはチームメイトのセルジオ・ペレスが0.671秒差で並んだ。フェルスタッペンは母国オランダGPではメルセデス勢を打ち負かしたが、イタリアGPではここまで後塵を拝している。

 5番手にエステバン・オコン(アルピーヌ)。6番手には前戦からキミ・ライコネン(アルファロメオ)の代役参戦をするロバート・クビサがつけた。

 角田はトップのハミルトンから2.176秒差の1分25秒422をマークし15番手。セッション序盤はミディアムタイヤでチームメイトのピエール・ガスリーと同等のタイムで周回を重ね、後半はソフトタイヤを投入した。全ドライバー中最多の32周を走行し、レースに向け入念な準備を行なった。

 
 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 United Kingdom ルイス ハミルトン 25 1'23.246     250.520
2 Finland バルテリ ボッタス 24 1'23.468 0.222 0.222 249.853
3 Netherlands マックス フェルスタッペン 23 1'23.662 0.416 0.194 249.274

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