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予選レポート

ルクレールが今季3度目のPP! フェラーリがレッドブルを下す。角田は今季最高の9番手|F1第5戦マイアミGP

F1第5戦マイアミGPの予選が行なわれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジション。角田裕毅(アルファタウリ)は9番手だった。

Charles Leclerc, Ferrari F1-75

写真:: Carl Bingham / Motorsport Images

 F1第5戦マイアミGPが行なわれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

 今季初開催を迎えるマイアミGP。ここ数年のアメリカでのF1人気の高まりにより、舞台となるハードロック・スタジアムの周囲に新設されたマイアミ・インターナショナル・オートドロームには多くのファンが詰めかけた。

 金曜日からマイアミらしい天候が続き、土曜日の予選開始時刻での気温は33度、路面温度53度。かなりタイヤとマシン、そしてドライバーには厳しいコンディションの中、18分間の予選Q1が開始された。

 フリー走行3回目でコンクリートウォールにマシンを当てたエステバン・オコン(アルピーヌ)は、シャシーに亀裂が見つかったとして予選に出走できず。Q1は19台でQ2進出を争うこととなったが、各車は序盤から続々とタイムを計測しに出た。

 ウォールとの距離が近く、路面のグリップが低いことからコース特性を持っていることで、フリー走行では赤旗が相次いだ。加えて、今季はレギュレーションのオーバーホールにより、上位グループから下位グループまでのギャップが小さいこともあり、赤旗が原因でトップチームがQ1落ちということもあり得るため、とりあえずの”バンカー”タイムを出しておく必要があるのだ。

 路面コンディションは走行を重ねる度に改善されているようで、ドライバーはアタックを行なったソフトタイヤのままステイアウトし、2回のアタックを実施。タイヤに厳しい路面温度ではあるものの、自身のタイムを更新していった。

 残り5分で各車は2セット目のソフトタイヤを投入し、アタックを再び開始。各車がタイムを改善していることから、上位につけていたドライバーもコースに姿を出した。

 Q1をトップで通過したのは1分29秒474のルクレール。レッドブル勢がそれに続くというトップ3だった。

 一方で、ここで脱落となったのはタイヤをロックさせてしまったケビン・マグヌッセン(ハース)以下、トラフィックにより思うようなタイムが出せなかった周冠宇(アルファロメオ)、そしてウイリアムズ勢、出走叶わなかったオコンだ。

 トップ10進出を決める15分間のQ2が開始されると、10台ほどのマシンがすぐさまピットアウト。アストンマーチン勢やアルファタウリ勢、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)はタイミングをずらしてコースに入った。

 1回目のアタックではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がチームメイトのセルジオ・ペレスに0.471秒差をつけてトップ。フェラーリ勢がそれに続いたが、早々に新品のソフトタイヤを投入し、ルクレールがトップタイムを更新した。

 残り時間が少なくなると、脱落の可能性があるドライバーがQ3進出をかけラストアタックを開始。各車がタイムを更新していった。

 Q2トップ通過はルクレール。フェルスタッペンが1回目のアタックタイムで2番手、最終盤のアタックでタイムを更新したランド・ノリス(マクラーレン)が3番手でQ3へ進んだ。

 角田裕毅は9番手、ピエール・ガスリーが10番手とアルファタウリ勢がQ3に駒を進めた一方で、アロンソはガスリーから0.032秒差の11番手でQ2敗退。ミスが祟った12番手ラッセル以下、シケインでタイムを失ったセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が13番手、ダニエル・リカルド(マクラーレン)が14番手、ミック・シューマッハー(ハース)が15番手という結果だった。

 ポールポジションを決める12分間のQ3がスタートし、まずは全10台が1回目のアタックに向けてコースイン。フェラーリとレッドブルの4台は最初から新品のソフトタイヤを投入したが、その他のドライバーはタイヤセット数の関係でユーズドのソフトタイヤでコースインした。

 ルクレールが1分29秒055をマークしまずトップに立つも、フェルスタッペンがこの週末初となる1分28秒台のタイムをマークしそのルクレールのタイムを上回った。

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 1回目のアタックを終えガレージに戻ったドライバーは、残り3分というところで、新品のソフトタイヤに履き替えファイナルアタックに向けピットアウト。

 ランス・ストロール(アストンマーチン)に続いてコントロールラインを通過したルクレールが1分28秒796をマークし、トップに浮上。続いて走ったサインツJr.は0.190秒及ばず2番手につけた。

 フェラーリ勢最大のライバル、フェルスタッペンの最終アタックに注目が集まったが、ターン5の縁石を越え、姿勢を乱しアタック中断。ペレスもセクター3で全体ベストを記録するも4番手に終わり、ルクレールのタイムに及ぶドライバーは現れない……これにより、ルクレールが今季3度目のポールポジション獲得。サインツJr.と並んでフェラーリがフロントロウを独占した。

 2列目レッドブル勢の後ろ5番手には、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)。6番手だった元チームメイトのハミルトンを上回って見せた。

 7番手にガスリー、ノリスを挟み1分29秒932を記録した角田が9番手で、今季初のシングルグリッドを獲得。ストロールが10番手となった。

 
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順位 ドライバー タイム 平均速度
1 Monaco シャルル ルクレール 1'28.796   219.415
2 Spain カルロス サインツ Jr. 1'28.986 0.190 218.946
3 Netherlands マックス フェルスタッペン 1'28.991 0.195 218.934
4 Mexico セルジオ ペレス 1'29.036 0.240 218.823
5 Finland バルテリ ボッタス 1'29.475 0.679 217.750
6 United Kingdom ルイス ハミルトン 1'29.625 0.829 217.385
7 France ピエール ガスリー 1'29.690 0.894 217.228
8 United Kingdom ランド ノリス 1'29.750 0.954 217.083
9 Japan 角田 裕毅 1'29.932 1.136 216.643
10 Canada ランス ストロール 1'30.676 1.880 214.866

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