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やっぱりマクラーレンが速いのか? ノリスがトップタイムをマーク。角田裕毅は心配すぎる最下位に終わる|F1カナダGP FP3

角田裕毅(レッドブル)は、F1カナダGPのフリー走行3回目で満足に走れず、最下位タイムに終わった。首位はマクラーレンのランド・ノリスだった。

Lando Norris, McLaren

Lando Norris, McLaren

写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images

 F1カナダGPのフリー走行3回目が行なわれ、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録。レッドブルの角田裕毅は20番手だった。

 ジル・ビルヌーブ・サーキットを舞台に開催されているF1カナダGP。大会2日目も好天に恵まれ、気温こそ20度と涼しかったものの、路面温度は44度まで上がるというコンディションでフリー走行3回目のスタート時刻を迎えた。

 セッション開始早々にはコースインするドライバーはほとんどいなかった。しかしアルピーヌのフランコ・コラピントがソフトタイヤを履き、唯一周回を重ねた。

 一方でアストンマーティンとレーシングブルズは、いずれもハードタイヤ2セットを1周ずつ走らせ、いわゆる”皮剥き”を完了。決勝レースに向けて準備を整えた。後にメルセデスもハードタイヤ1セットを皮剥きした。

 セッション開始から約10分が経過した頃から、コース上のマシンが増えていった。チームによって使用するタイヤがミディアムもしくはソフトで分かれた。

 フェラーリのシャルル・ルクレールがミディアムタイヤで1分12秒843のトップタイムを記録する中、マクラーレンのオスカー・ピアストリが最終コーナーのウォールに右リヤタイヤをヒットさせ、ホイールカバーのパーツなどが当該地に散らばってしまった。また、その後方ではザウバーのニコ・ヒュルケンベルグも同じ最終コーナーでスピン……これでセッションは赤旗中断となった。

 5分ほどの中断期間を経てセッション再開。今後はほとんどのマシンが一斉にコースインした。

 セッション折り返しを過ぎると、ノリスとメルセデスのジョージ・ラッセルが、ルクレールのトップタイムを更新。レッドブルのマックス・フェルスタッペンもトップ3に分け入ってきた。

 これらを上回ったのは、ミディアムタイヤを履いたルイス・ハミルトン(フェラーリ)で、タイムは1分12秒279であった。ただソフトタイヤを履くラッセルが、すぐさま1分11秒950を記録して首位を奪った。なおこの頃、レーシングブルズのアイザック・ハジャーがターン2でスピンするシーンもあった。

 セッション開始から20分が経過した頃から、2セット目のタイヤを投入するマシンも出始める。冒頭にクラッシュがあったピアストリも、マシンに大きなダメージがなかったようで、タイヤを交換しただけでコースに復帰した。

 そんな中でトップタイムを記録したのがノリス。1分11秒799で、今回ここまで鳴りを潜めていたマクラーレンが、ついに首位に躍り出た。

 結局このノリスのタイムを上回るドライバーはおらずにセッション終了。最終盤にはフェラーリのシャルル・ルクレールがノリスから0.078秒の好タイムを記録したが2番手止まり。以下ラッセル、ハミルトン、フェルスタッペンのトップ5だった。

 角田にとっては厳しいFP3となった。セッション中長くガレージに留まるシーンもあり、各車が20周前後周回を重ねた中、13周しかこなせなかった。そればかりか1分13秒573と首位から1.774秒も遅れた最下位。19番手ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)からも0.4秒もの差をつけられてしまうという、かなり心配な状況で予選前最後のセッションを終えることになった。

 角田は初日を終えた段階で「2日目にはあるモノが追加されるため、ラップタイムを稼げるはず」と自信を見せていたが、FP3の結果ではその効果が確認できない状況である。チームの発表によれば、FP3のセッション中にブレーキなどを交換する必要があったという。

 ここから予選までに調整を加え、パフォーマンスを向上させることができるのか、心配されるところだ。

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田中 健一
F1
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