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フリー走行レポート

ルクレール、いきなりストロールに”追突”もセッション最速。角田裕毅はトラフィックの影響か14番手|F1モナコGP FP1

F1第8戦モナコGPのフリー走行1回目ではフェラーリのシャルル・ルクレールが最速タイムをマークした。レッドブルの角田裕毅は14番手だった。

Charles Leclerc, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari

写真:: Clive Rose / Getty Images

 地中海の宝石、モンテカルロ市街地サーキットを舞台にF1第8戦モナコGPが開幕。5月23日(金)のフリー走行1回目では、フェラーリのシャルル・ルクレールがセッション最速となった。

 ヨーロッパ3連戦の2戦目となる伝統のモナコGP。初日は気温22度、路面温度38度と暖かいコンディションだった。

 1時間のセッションが始まると、各車が続々とコースイン。今回は前戦イモラと同様にC6〜C4の一番やわらかいタイヤセットが持ち込まれ、FP1序盤では各車のタイヤ選択が別れた。

 今回が母国戦となるルクレールは幸先悪く、ヘアピンでレーシングラインに突如進路を移動したアストンマーティンのランス・ストロールに追突。ルクレールのフロントウイングが破損し、ストロールのリヤ周りもダメージを受けた。チームからの無線連絡が遅れたものの、ストロールには後方からマシンが迫ることを知らせる青旗が振られており、セッション後の審議対象となった。

 ふたりともガレージにマシンを戻すことができたものの、デブリがコース上に散乱したため、セッション開始10分で早速赤旗が提示された。予選や決勝でも、難しいモナコではこうしたアクシデントが発生する可能性は高いだろう。

 セッションは6分強の中断で再開され、モンテカルロ市街地サーキットに身体や目を慣らすため、ストロールを除く19台はコース上で周回を重ねた。その中でコース上を低速で走行する他車に遭遇し、タイム計測を中断せざるを得ないというシーンも散見された。

 セッション折り返し時点ではソフトタイヤを履いたマクラーレンのランド・ノリスが1分12秒290で暫定トップに立ち、フロントウイングを交換してコースに戻ったルクレールが2番手につけた。

 後半に入ると、ルクレールが1分11秒964までタイムを改善しマクラーレン勢を上回った。ここからはそれまでミディアムタイヤやハードタイヤを履いていたドライバーもほとんどがソフトタイヤに交換し、プッシュラップを実施。マクラーレン勢はここでミディアムタイヤに交換した他、メルセデス勢は2セット目のソフトタイヤを投入し、レーシングブルズはFP1でハードタイヤとミディアムタイヤをそれぞれ1セットずつ使用した。

 ドライバーがコースの限界を探る中で、サンテ・デボーテ(ターン1)で飛び出したり、ウォールにマシンを擦ったりというシーンも徐々に増え、フェラーリのルイス・ハミルトンは、低速走行していたメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリにプールサイドシケインで遭遇。ウォールにヒットした上、縁石を乗り越えたことでマシンが宙を飛んだ。

 決勝に向けて非常に重要な予選でのトラフィック遭遇率を加味し、各車は燃料を多めに搭載し、コース上でタイム計測を続けるという走行プランを取った。ただ最速タイムを更新するドライバーは現れず、ルクレールがFP1最速となった。セッション開始直後はいきなり追突と予想外の展開となったが、地元戦でまずまずの滑り出しを見せた。

 前戦イモラで勝利を挙げたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、ルクレールから0.163秒差の2番手。3番手にマクラーレンのランド・ノリスがつけた。

 もはや驚きではないかもしれないが、直近2戦で5位入賞を果たしたウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが4番手と好調維持。チームメイトのカルロス・サインツJr.も、マクラーレンのオスカー・ピアストリやメルセデスのジョージ・ラッセルをはさみ7番手につけた。

 アルピーヌのピエール・ガスリーが8番手、ハミルトンが9番手、こちらも前戦から勢いをつけたアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが10番手となった。そのチームメイトであるストロールはマシンダメージが大きかったか、接触後は走行を再開できなかった。

 レッドブルの角田裕毅はルクレールから1.268秒遅れの1分13秒232で14番手。トラフィックの影響を受け、満足のいくタイム計測ができなかった印象がある。ただ、1セット目のハードタイヤでの走行ではフェルスタッペンから大きくは離されておらず、グランプリ前の談話でも徐々にペースを上げていきたいと語っていた。ここからさらにタイムを上げてくるだろう。

   
1
 - 
4
   
   
1
 - 
2
   
順位 ドライバー # シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 タイヤ 平均速度
1 Monaco シャルル ルクレール フェラーリ 16 Ferrari Ferrari 33

1'11.964

  S 166.933
2 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1 Red Bull Red Bull 30

+0.163

1'12.127

0.163 S 166.556
3 United Kingdom ランド ノリス マクラーレン 4 McLaren Mercedes 32

+0.326

1'12.290

0.163 S 166.180
 

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