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角田裕毅、熱戦F1マイアミGPで17番手から奮闘11位。入賞逃すも「今後の励みになる」次戦のアップデートにも期待

F1マイアミGP決勝で11位フィニッシュとなった角田裕毅(アルファタウリ)は、この結果は「今後に向けた励みになる」と次戦以降に向けて意気込んだ。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04, Zhou Guanyu, Alfa Romeo C43, Lance Stroll, Aston Martin AMR23

 5月7日(日)に行なわれたF1第5戦マイアミGPの決勝レース。アルファタウリの角田裕毅は11位で入賞こそ逃したものの、今後に向けて良いレースができたと振り返っている。

 開幕からマシンのパフォーマンス面でライバルに大きく差をつけられているアルファタウリだが、F1参戦3年目の角田はひとり息を吐いている。開幕戦バーレーンGPと第2戦サウジアラビアGPで11位。第3戦オーストラリアGPでは他車のペナルティもあり10位入賞、アゼルバイジャンGPも2連続で10位入賞と、レースでの強さを見せているのだ。

 迎えたマイアミGPでは予選でチームメイトのニック・デ・フリーズに敗れるなど、17番手でQ1敗退を喫した。しかし角田はレースになると序盤にポジションアップ。また、スタートタイヤにハードを選択したことが功を奏し、同じ戦略を採ったドライバーの中では、優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)こそ1分31秒台という異次元のペースだったものの、角田も1分32秒台の好ペースを発揮……第1スティント終盤まで自己ベストを更新しながら走った。

 角田は全57周のうち37周目まで第1スティントを引っ張り、ピットへ。新品のミディアムタイヤに履き替えてコースに戻ると、47周目にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、50周目にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)を攻略した。

 その後は、4番手スタートから10位となったケビン・マグヌッセン(ハース)を追いかけ、4.5秒近いギャップを最後は1.3秒差まで詰めたものの、そこで時間切れ。11位でチェッカーを受けた。後ろを振り返れば、ランス・ストロール(アストンマーチン)に1秒圏内まで迫られていた。

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 角田は「精神的にタフなレース」だったと振り返りつつも、パフォーマンスには満足しているようだ。

「チームも僕も、良いレース、良い頑張り、良い挽回ができたと思います」

 角田はチームを介してそうコメントした。

「全力を尽くしただけに、ポイントを獲得できなかったことは残念ですが、自分のパフォーマンスには満足しています。精神的にタフなレースでした。常に前後どちらかに誰かしらがいて、休む間もありませんでした」

 全車完走の中、角田は17番手から11位フィニッシュ。この結果に、イモラで行なわれる次戦エミリア・ロマーニャGP以降に向けて「励みになる」と角田は考えている。

「レースペースがここまで強いとは思っていませんでしたが、これからのレースに向けて励みになります」と角田は続ける。

「ブレーキングには自信があったので、コーナーで突っ込むことができ、オーバーテイクも沢山できました」

「イモラではアップデート投入も控えているので、それが上手くいってコンスタントにポイントを獲得できるようにしたいです」

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

 またビークル・パフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトゥーは、角田の安定した走りを次のように称賛した。

「ユウキが11位という結果を持ち帰ってくれて、我々は本当に嬉しい。セカンドロウからスタートしたマグヌッセンから1.3秒差で彼はゴールしたんだ」とデゾトゥーは言う。

「このような堅実なレースをしたのだから、もちろんポイントは獲得したかったが、全員がレースを完走したので、17番グリッドからのスタートとなれば入賞は非常に難しいモノだと分かっていた」

「ハードタイヤで臨んだ第1スティントで、ユウキは安定した走りと我慢強さ、タイヤマネジメントの良さで長く走ることができた。37周目にピットインして、ヒュルケンベルグの前に出て、アルボンやボッタスに対して素晴らしいオーバーテイクを見せた」

「今回のレースは、チームにとって励みになる。マシンはレースごとに良くなっているが、中団争いは依然としてタイトで、入賞圏内を目指すのは難しい」

「イモラでは、また大規模な空力アップデートを予定している。それでさらに改善し、入賞常連となることを期待している」

 
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