2023年のレッドブルジュニアドライバーが発表。F2継続参戦の岩佐歩夢、GB3挑戦の荒尾創大が引き続き所属へ
レッドブルジュニアチームのドライバーとして活動している岩佐歩夢と荒尾創大は、2023年も引き続き育成ドライバーとしてヨーロッパで活動していくこととなった。
写真:: Red Bull Content Pool
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコが取り仕切る若手ドライバー育成プログラム、レッドブルジュニアチーム。2023年もエンツォ・フィッティパルディやゼイン・マロニーなど、勢いのある若手が次々加入して競争はより激化しているが、その中でふたりの日本人ドライバーが引き続き育成ドライバーとして活動していくことが明らかとなった。
その内のひとりは言わずもがな、FIA F2で活躍している岩佐歩夢だ。岩佐は昨年のF2でルーキーながらランキング5位という好成績を残しており、今季もDAMSからの継続参戦が決まっている。次期日本人F1ドライバー候補の筆頭と言える存在だ。
そしてもうひとりが、荒尾創大。荒尾は2021年のSRS(現HRS)で主席を獲得し、2022年からレッドブルジュニアに加入。レッドブルとホンダのサポートの下でフランスF4に参戦し、ランキング3位という成績を残した。彼は今季、かつてはイギリスF3の名前で知られたGB3に参戦することが決まっている。
荒尾創大
Photo by: Red Bull Content Pool
その一方で、2022年にレッドブルジュニアに所属していた野村勇斗に関しては、同年限りでプログラムから外れることとなった。
野村は荒尾が主席を獲得した2021年のSRSで次席となり、荒尾と共に渡欧。フランスF4を戦ったが、ランキングは7位だった。なお2023年の野村のレース活動については明らかになっていない。
なお日本人ドライバー以外のレッドブルジュニアについては、前述のマロニーとフィッティパルディはカーリンからのF2参戦が決定。昨年はF3を戦っていたジャック・クロフォードとアイザック・ハジャーは揃ってハイテックからF2デビューすることが決まっており、MPモータースポーツから参戦するデニス・ハウガー、そして岩佐を含め、既に6人のジュニアドライバーがF2を戦うことが発表されている。
なお2020年からレッドブルジュニアとしてF2に参戦していたユアン・ダルバラは、2022年をもってプログラムから外れたようだ。
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