インディジャパン復活の予定はなし? インディカーCEOがその理由を語る
インディカーCEOのマーク・マイルズによると、NTTインディカーシリーズが日本で再び開催される見込みはないようだ。
写真:: IndyCar Series
インディカーのオーナーであるヒューマン&カンパニーのCEOを務めるマーク・マイルズは、インディカーシリーズを再び日本で開催する見込みはないと語った。
ツインリンクもてぎは、CARTとしての開催を含めると1998年からインディカーによるレースを開催していたが、2011年に発生した東日本大震災によってオーバル部分にダメージを受けてしまった。その年はオーバルではなくロードコースでレースを行い、結果的にそれが日本における最後のインディカーレース開催となっている。
ただ、2017年に佐藤琢磨がインディ500を制したこともあり、日本におけるインディカーの関心は依然高いと言える。
マイルズは第3戦アラバマの舞台であるバーバー・モータースポーツパークで次のように語った。
「NTTやホンダ、ファイアストンといった日本のパートナー企業は基本的に皆開催を望んている」
「我々にとって悩ましいのは、日本のような北米以外でのレースはチャンピオンシップの序盤に行われるべきだと考えているが、2月に日本でレースをすることは気候的に難しいということだ」
「我々はそれらについて検討を続けるし、チャンピオンシップにこだわらずに何かイベントをするという方法もあるかもしれない」
それに関連してマイルズは、2月のカレンダーを北米以外のレースで埋めることを目指していると語った。
「インディカーは基本的に北米のシリーズだが、2月に北米、特にアメリカでレースをするという選択肢はあまりない。だから2月は北米以外でレースを開催するのに魅力的な時期と言える」
「2月にレースを開催するとした場合、それはひとつかふたつになるだろう。我々はこれまで時間をかけて、どのようにすれば(北米以外での)レースが1回限りでなく、価値あるものになるかを考えてきた。それらのレースを伝統の一部として維持していきたいのだ」
「それには経済、スポンサーといった全ての要素が整っている必要があるが、最終的には実現すると思う」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments