Juju、アメリカF4参戦見送りを発表。開幕戦FPではトップタイムも「多岐にわたる問題」が解決せず
アメリカの『F4 UNITED STATES CHAMPIONSHIP』に参戦予定だったJuju(野田樹潤)は、同シリーズの参戦を見送ることを発表した。
Hideki Noda, Juju, Jay Howard
Noda Racing Academy
昨年は弱冠14歳ながらデンマークF4に参戦し、今季は『F4 UNITED STATES CHAMPIONSHIP』(US F4)に参戦予定だったJuju(野田樹潤)。しかしながら彼女は、同シリーズの参戦を見送ることを明らかにした。
海外挑戦2年目となったJujuはジェイ・ハワード・ドライバー・ディベロップメントからUS F4にエントリー。ロードアトランタで行なわれた開幕戦ではフリー走行でトップタイムを記録していたものの、予選以降のセッションには参加していなかった。
Jujuの父で元レーシングドライバーの野田英樹が率いるNODA Racingは3月28日、Jujuの公式フェイスブックを通してUS F4への参戦を見送ることを発表した。投稿には次のように綴られている。
「この度アメリカUS F4選手権開幕戦より参戦を見送る事と致しました」
「諸事情による多岐にわたる問題により、これ以上続けることは、問題解決へ向けても改善されず、慢性的にドライバーへの負担は増える一方であると判断しました」
「前回のバージニアでの公式テスト走行でのトップタイム、今回開幕戦プラクティスでのトップタイムを記録して期待と自信は大きくなる一方でした。ロードアトランタで本人が記録した唯一の1分27秒台のトップタイムは、プラクティス、予選、決勝レースを通して破られる事は最終的にありませんでした。本人の悔しさは計り知れない物があります」
「そして応援してくださったスポンサー各位、ファンの皆様へは、ご期待に沿う事ができない報告となってしまいました事にお詫び申し上げます。今後は、どの様な方向が本人にとって良いのか慎重に判断し進めて行く所存です。引き続き本人を励まし、応援頂けますようお願い申し上げます」
参戦辞退の理由については様々な憶測が飛び交っている状況だが、NODA RacingはTwitterで「チームやドライバーの国籍に関する出来事は何も起こっていないということをハッキリと言いたい。US F4選手権はモータースポーツの世界における多様性の促進に取り組んでおり、その点で我々の戦っているものは同じだ」とコメントしている。
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