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SF第3戦SUGO|新人セッテ・カマラが驚異の走り! デビュー戦PP獲得の快挙達成!

2020スーパーフォーミュラ第3戦SUGO。今回デビューのセルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)が予選で驚異の走りをみせた。

セルジオ・セッテ・カマラ Sérgio Sette Câmara(Buzz Racing with B-Max)

写真:: Masahide Kamio

 スポーツランドSUGOで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦。日曜日の午前に行なわれた公式予選は、今回がデビュー戦となるセルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)がポールポジションを獲得する快挙を達成した。

 昨日の雨とは打って変わり、今朝から晴天に恵まれ、気温16度、路面温度22度で公式予選が始まった。

 今回も2グループに分けて行なわれた予選Q1。A組はグリーンシグナルと同時に数台のマシンがコースインし、コースのチェックを含めゆっくりと1周を回っていた。

 その中でいち早くタイムを出したのが塚越広大(ThreeBond DRAGO CORSE)で1分05秒514を記録したが、それを大きく上回ったのが、昨年のチャンピオンであるニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)だった。Q1から、いきなり1分05秒台を切る速さをみせ、1分04秒613をマークし、A組トップ通過を果たした。2番手には坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、3番手に野尻智紀(TEAM MUGEN)が続いた。その一方で、開幕戦以来の参戦となった小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がタイムを伸ばせずQ1脱落となった。

 続くB組では、グリーンシグナル点灯と同時にセルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)が真っ先にコースインしたが、1周のみのチェックラップでピットイン。新品タイヤに履き替えて、再びコースに出ていった。

 残り7分を迎えたところで、各車続々とコースイン。タイムアタックに臨んだが、ここで好タイムを叩き出したのは昨日から好調の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)だった。A組のキャシディを上回る1分04秒364をマーク。そこに0.2秒差で中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。

 この直後に大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)がSPアウトコーナーでクラッシュしてしまい赤旗が出された。ちょうどタイムアタック中だった山下健太(KONDO RACING)は、ギリギリのところでコントロールラインを通過しており、タイムは有効となったが、福住仁嶺(DOCOMO TEAM  DANDELINON RACING)はタイムアタックを中断せざるを得ない状況となった。

 マシンの回収とバリアの修復が終わり、残り3分のところでセッションが再開されると中嶋を除く9台がコースインしタイムアタックを敢行。福住も果敢にコースを攻めたが1分05秒487で9番手で終わりQ2進出ならず。セッテ・カマラも1分05秒374を記録し自己ベストを更新するも8番手で、Q2進出圏内には届かなかった。しかし、赤旗の原因を作った大湯に対し予選タイム抹消のペナルティが出されたため、セッテ・カマラは繰り上がりでQ2へ進出することとなった。

 合計14台で争われたQ2は、セッション時間が7分ということもあり、グリーンシグナルと同時に各車がピットを後にした。続々とタイムアタックを始めた時に、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がハイポイントコーナーでコースオフ。自力でコースに復帰できたが、この影響で後ろを走っていたキャシディや平川は、スローダウンすることとなり、仕切り直しでもう1周タイムアタックに臨んだ。

 ライバルが続々と1分04秒台を記録していくなかで、Q3進出は難しいかと思われた平川だが、きっちりと速さをみせ1分04秒611で2番手通過を果たした。キャシディも6番手に入り、Q3進出を果たした。その一方で、ここSUGOで優勝経験のある関口、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がノックアウトとなった。

 そして上位8台で争われた予選Q3では、好調な走りを維持している平川に注目が集まった。まずは野尻が1分04秒424を記録すると、キャシディがそれを0.070秒更新しトップに躍り出た。それに対し平川は1分04秒288を叩き出しライバルを圧倒。このまま3戦連続でポールポジション獲得かと思われたが、それを上回ったのがルーキーのセッテ・カマラだった。平川のタイムを0.050秒上回る1分04秒235を記録し、大逆転でポールポジションを奪った。デビュー戦でポールポジション獲得というのは昨年の開幕戦で牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が達成して以来の快挙でB-Maxにとってはチーム初のポールポジションとなった。

 2番手には平川、3番手にはサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が続き、開幕戦から好調のふたりが上位グリッドを固めた。

 

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