SF合同・ルーキーテスト|セッション1はナカジマレーシングから参加の山本尚貴がトップ
スーパーフォーミュラの2020合同・ルーキーテスト。セッション1はレギュラーシーズンとは異なりTCS NAKAJIMA RACINGから参加している山本尚貴がトップタイムをマークした。

富士スピードウェイで始まったシーズン終了後の2020スーパーフォーミュラ合同・ルーキーテスト。初日午前のセッション1は山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)がトップタイムを記録した。
朝8時50分から始まったテストセッション。グリーンシグナルが点灯すると、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を先頭に続々とコースイン。今回レギュラーシーズンとは別のチームから参加している山本尚貴もTCS NAKAJIMA RACINGの64号車に乗って早々にピットを後にした。なお、福住はシーズン中に山本が乗っていた5号車をドライブしている。
早速、各車ともチェック走行でコースインしていったが、エナム・アーメド(Buzz Racing with B-Max)がコースオフしストップしたため赤旗中断となった。車両回収が終わって走行が再開されアーメドも再びコースインしたのだが、そこでもコースオフを喫してしまい、再びセッションは中断された。このため、当初は10時50分までセッション1が行なわれる予定だったが、10分延長された。
9時13分にセッションが再開されると、各車とも用意していたメニューを着々とこなしていた。など、複数名がエントリーしているBuzz Racing with B-Maxは50号車がアーメド、51号車は今田信宏がドライブ。ROOKIE Racingの14号車は河野駿佑が最初のセッションを担当した。
序盤から波乱の展開となったが、それ以降はアクシデント等もなくセッションが進行。その中で速さを見せたのがホンダ/M-TECエンジン勢。最初は福住が1分21秒217をマークしてトップにつけていたが、開始1時間を迎える手前で大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が0.011秒上回ると、今度は野尻智紀(TEAM MUGEN)が1分20秒501を叩き出し、トップに躍り出た。
セッション後半になって福住、山本らが1分20秒台を記録するが、野尻のタイムを上回ることはできず。しかし、残り5分を切ったところで山本がセクター1とセクター2でタイムを更新し、1分20秒338でトップに立った。ここでチェッカーフラッグとなり、別のチームに移ってテストに参加している山本が最初のセッションで速さをみせた。2番手には野尻、3番手には福住が続き、トヨタ/TRDエンジン勢では第7戦を制した坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が最上位となる5番手に入った。レギュラー参戦をしていなかったメンバーで見ると阪口晴南(JMS P.MU/CERUMO・INGING)の7番手が最上位となった。
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