展開味方せず、悔しい2位も手応えアリ! 坪井翔「今年は良い流れで来ていると思う」
スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿を2位で終えた坪井翔は、悔しい結果だったとこぼしつつも、いい流れで来ていると語った。
スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿を2番手からスタートした坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)は、レースを支配しながらも展開が不利に働いたことで2位となったが、良い感触をつかんでいるようだ。
早めのピットインでタイヤを交換した坪井は、好ペースで周回。ピットに入らず周回を続けていた首位の大湯都史樹(TGM Grand Prix)が19周終わりでピットに入ったことで、坪井はピットインを済ませた中での首位、実質トップに立った。
しかしその直後、大湯と野尻智紀(TEAM MUGEN)がまさかの接触。これでセーフティカーが出動。このタイミングでタイヤを交換した宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)にオーバーテイクを許し、2位でレースをフィニッシュした。
「2位は残念な結果……いや、残念じゃないか。悔しい結果になりましたけど、レースは支配できてたと思いますし、前を見て、常にトップ争いをする形でレースを進めることができたので、前回の2位とは違う内容の濃いレースでした」
そう坪井はレースを振り返った。
「正直あのタイミングでセーフティカーが出られちゃったら、厳しいです。なんとか平川選手(平川亮/ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の前で終われましたけど、後ろから速いクルマに来られてしまったので、なかなかしんどい残り5周でした」
セーフティカー走行が終わり、リスタートが切られたのは残り7周となる24周目。坪井はファステストラップを更新して何とか後続を引き離しにかかるが、後ろからは10周ほど新しいタイヤを履く宮田が迫った。
早めのピットインで前が開けたところを走っていた坪井は、宮田と比べてオーバーテイクシステム(OTS)の残り時間にかなり余裕があった。これを切り札に温存しながら、何とか背後の宮田を抑えていた坪井だったが、宮田は残り少ないOTSを使い、29周目の1コーナーで坪井をパス。これで優勝争いに決着がついた。
「抜かれた時は(OTSを)使っていましたね」と、坪井は宮田とのバトルを振り返った。
「(OTSは)使えない時間がキーになります。宮田選手は残り秒数が少ないのは知っていましたけど何十秒かはあるので、それをどこで使うか次第でした」
「残り時間が多いからバンバン使えるというわけではないし、宮田選手だけじゃなくて平川選手やローソン選手(リアム・ローソン/TEAM MUGEN)がいたので、そういうのを加味しながら、考えながらドライビングしていました」
優勝を逃して悔しさもありながらも第2戦富士に続いて2位を獲得した坪井は、表彰台獲得1回のランキング11位に終わった昨年とは違う、良い流れを感じているようだ。
「レベルの高いスーパーフォーミュラで2位に終われるのはなかなかないことです。去年は厳しいシーズンを過ごしてきたので、今年は良い流れできていると思います。しっかり表彰台に乗れたのはよかったです」
「スーパーGTでは宮田選手と組んでいて、先週は悔しい思い(36号車au TOM'S GR Supraは雨の岡山でリタイア)もしたので、そのふたりでワンツーを取れたのは嬉しいです。初優勝は嬉しいことだと思うので、素直におめでとうという気持ちです」
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