レッドブルからの新たな刺客、リアム・ローソン襲来「まだここで来年レースするかわからないけど、今回のテストからできる限りを学ぶ」
鈴鹿サーキットで行なわれるスーパーフォーミュラの合同テスト&ルーキードライバーテストに参加するために来日したリアム・ローソン。まだ来季参戦するかどうかは決まっていないというが、今回のテストから多くのことを学びたいと語った。
レッドブルのジュニアドライバーであるリアム・ローソンが、スーパーフォーミュラの合同テスト&ルーキードライバーテストに参加するために来日。12月7日と8日の2日間にわたって、TEAM MUGENのマシンを駆って鈴鹿サーキットを走ることになる。
そのローソンは、今回が鈴鹿サーキット初走行ということになる。その世界的にも有名なコースを、以前から走ってみたかったと語った。
「僕は本当にワクワクしている。日本に来たことはなかったからね」
そうローソンは語った。
「これまで慣れ親しんできたモノとは、明らかに大きくことなる。でもこれまでのところ、文化や食べ物を楽しんでいる。そしてマシンを走らせるのも楽しみだ。スーパーフォーミュラはF2よりも速いし、鈴鹿は今回が初めてだけど、ずっと走ってみたいと思っていたサーキットだからね」
そのローソンは、初走行を前に鈴鹿サーキットを1周歩いて回った。その印象についてローソンは、次のように語る。
「思っていたよりもかなり大きなバンク、キャンバーの変化がある。そしてセクター1の高低差は、思った以上だった。でも僕は、古いスタイルのサーキットが好きだ」
「全てが舗装に覆われているF1開催サーキットが数多くある。そこはワイドに走ることもできるし、トラックリミットが設定されている。でもここにはそんなモノはない。このレイアウトは大好きだよ」
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは先日、「ローソンは来年日本でドライブし、我々のF1リザーブドライバーも務めることになるはずだ」と、ローソンの来季スーパーフォーミュラ参戦を示唆した。しかしローソン曰く、現時点では来季のスーパーフォーミュラ参戦が決まっているわけでなく、まずは今回のテストのみ参加する形のようだ。
「このテストを行ない、できる限り多くのことを学ぶために、マシンの基本的な部分を調整し、チームを知り、全員との関係を構築しようとしている。でもこれまでのところは、現時点ではここまでだ。このテストを最大限に活用するだけだ」
「もし僕がレースも走ることになれば、ここにいる理由はただひとつ……勝ってチャンピオンを獲得するために戦うことだけだ。でも現段階では、テスト以外の計画はないよ」
ローソンは2021年からFIA F2に参戦をスタートさせ、今年まで2シーズンを同シリーズで過ごした。その環境からスーパーフォーミュラに挑む上で障壁となる可能性があるのは”タイヤ”だと語った。
「僕は(F3時代も合わせて)ピレリタイヤを4〜5年にわたって走らせてきた。(スーパーフォーミュラで使う)ヨコハマタイヤは全く異なっているし、マシンのドライビング方法をタイヤの機能の仕方も全然異なっている」
「そしてダウンフォースも大きいから、大きなステップアップだ。大きなチャレンジになると思う。チームの運営の仕方も違うしね。文化も違うから、このチームがどう機能するかを学び、それに適応していく必要がある」
もしスーパーフォーミュラに参戦することになれば、ローソンは今季チャンピオンの野尻智紀のチームメイトということになるはずだ。そうなれば、野尻から最大限に学び取りたいと語る。
「僕には、自分自身と比較し、ベンチマークとするために最適な人がいる。トモキはスーパーフォーミュラで大変な成功を収めている。特に予選での彼は本当に強かったみたいだから、ここでその最高の男から学ぶことができればいいね」
「でもここには他にも強いドライバーがたくさんいるし、強いチームもたくさんある。現時点では今回のテストに集中しているし、できる限りの仕事をしようとしている」
「もしここでレースをすることになるのなら、今回のテストから注目するようにするだろうね」
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