シャシー交換はいいきっかけに? オコン予選13番手も「大きな進歩を遂げたよう」とチーム称賛
F1第10戦イギリスGP予選でアルピーヌのエステバン・オコンは13番手を獲得。ここ数戦苦しい戦いが続いていたが、ペースを取り戻してきており、オコンはチームの努力を称賛している。
Esteban Ocon, Alpine A521
Glenn Dunbar / Motorsport Images
アルピーヌのエステバン・オコンはここ数戦苦しいレースが続いてきた。ただ第10戦イギリスGPでは調子を取り戻しつつあり、予選では13番手を獲得。チームの努力を称賛している。
オコンは今シーズン序盤は好調な走りを見せていたが、第6戦〜第9戦まで連続でノーポイントと調子を落としてしまっていた。
前戦オーストリアGPでは接触によって1周目でリタイアを強いられてしまったオコン。彼は第10戦に向けては、苦境を打開するためにできるだけ多くのパーツを交換するよう、チームに要望を行なうと語っていた。
実際にアルピーヌはイギリスGPでオコンに新しいシャシーを持ち込むことを決定。技術的な問題によって調子を落としているという疑いを否定しようとしている。
イギリスGP初日に行なわれた予選では、オコンはQ3進出は逃したものの、前戦のようにQ1敗退を喫することはなく、13番手を確保。チームメイトのフェルナンド・アロンソ(11番手)には劣る結果となったが、オコンはイギリスGPに向けてチームが行なってきた変更で、大きな進歩を果たせたと自信を取り戻しつつある様子だ。
「ハッピーだ。前回のオーストリア戦では、ペースが1秒遅かったけど、今回はいるべき場所にいるし、大きな進歩を遂げたように感じる」
オコンはそう語る。
「この1週間、スタッフがしてくれた仕事に感謝しなくちゃいけない。どんな疑いも取り除こうと調べてくれていたんだ。そして、間違いなく僕らはペースが良くなった。良いことだ」
予選Q2ではトラフィックの影響も受け、Q3進出を賭けたアタックに向けた準備が纏めきれなかった悔しい部分もあったという。オコンは予選Q3進出を逃したことを悔しがったが、ペース面で復活しつつあることを喜んでいる。
「(Q2の)最後の走行はコース上で渋滞があって残念だった」
「多くのマシンが隊列を追い越していたし、そのことでタイヤで少し苦しんでしまった」
「ラップ計測を始める時にコンマ1秒を失ってしまった。Q3に進むにはそれが必要だった」
「でもペースが戻ってきているのは、良い知らせだよ」
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