「PU、車体共に良いデータが取れた」ホンダ田辺TD、アイフェルGP決勝に向け手応え
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、ニュルブルクリンクでのF1アイフェルGP予選を終えてコメント。決勝に向け、良いデータが取れたと語った。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
ドイツのニュルブルクリンクで行なわれている、F1アイフェルGP。初日は悪天候により一切走行できなかったが、2日目となった土曜日は好天に恵まれ、フリー走行3回目、予選と無事に行なわれた。
「昨日のアイフェルGPの初日は悪天候のために走行できませんでしたが、2日目の本日は天候が回復し、外気温は9℃と低いもののドライでFP3、予選ともに走行できました」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、プレスリリースにそうコメントを寄せた。
「FP3では1時間のセッションの中で予選と決勝に向けた最適なセットアップを見つけなければならず、また初走行のサーキットということもあり、かなり忙しい1日になりました。昨日の遅れを取り戻すべく、チームとともにプログラムを見直してFP3に臨みました。基本的に予定通りにプログラムを消化し、良い仕事ができたと思います」
「また、昨日の悪天候のおかげで奇しくも第13戦に予定されている2Dayイベントのエミリア・ロマーニャGP(イモラサーキット)の予行演習にもなりました」
ホンダ製パワーユニット(PU)搭載勢は、アルファタウリの2台はQ2で敗退となったものの、レッドブル・ホンダ勢は着実にQ3まで進出。中でもマックス・フェルスタッペンはメルセデス勢と僅差の戦いを繰り広げた。最終的には3番手に終わったが、ポールポジション獲得も十分視野に入っていた。
「予選では、レッドブルのフェルスタッペン選手が3番手、アルボン選手が5番手と良い走りをしてくれました。アルファタウリの2台についてはガスリー選手が12番手、クビアト選手が13番手という結果でした。Q3進出を果たせなかったことは残念ですが、明日のレースでは新品のタイヤを履いてスタートできる利点を活かしてポイント獲得を狙ったレースができればと思います」
決勝レースが行なわれる日曜日に向けては、一部では雨予報、一部では晴れ予報と、不安定な気候となっている。しかし、気温が低くなるのは間違いないようだ。
「明日も気温が上がらず路面温度も低い予報ですが、本日の走行からPUそして車体側ともによいデータが得られたので、明日に向けて最大限のパフォーマンスを発揮できるように準備を進めます」
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