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テストレポート

F1プレシーズンテスト2日目午前|角田裕毅、57周走行し5番手。リカルドが初日に続き午前トップ

バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれているF1プレシーズンテスト2日目、午前のセッションはマクラーレンのダニエル・リカルドがトップとなった。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで2021年F1プレシーズンテストの2日目、午前のセッションが行なわれ、ダニエル・リカルド(マクラーレン)が1分32秒215のトップタイムを記録した。

 前日から引き続き、強い風が吹くバーレーン。レーシングラインを外れたり、ランオフエリアに出ると激しい砂埃が上がるような状況の中、各チームがそれぞれのプログラムを進めていった。

 テスト初日の午前と同じく、リカルドがトップタイムをマークした。セッション折り返しを過ぎた頃、C3タイヤを履いたリカルドは1分32秒215と、前日とほぼ同じラップタイムをマーク。周回数も52周と、順調にテストを進めている。

 60周走行し2番手だったのはアルピーヌのフェルナンド・アロンソ。初日は走行しなかったため、ニューマシンでの本格走行はこのセッションが初めてだが、オフシーズン中に事故に遭い負傷した影響を感じさせず、リカルドと入れ替わるように、たびたびタイムシートのトップに立っていた。

 レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスはC2タイヤで3番手。セッション最後の1時間に入ってからタイムアップしたが、周回数は39周と少なめだったのは気になるところ。ただ、チームに加入して本格的なセッションはこれが初めてということもあり、頻繁にピットを出入りしてプログラムを進めていっていた。

 4番手はウイリアムズのニコラス・ラティフィ。最も軟らかいC5タイヤを使ったとはいえ、トップから0.326秒差と好位置につけた。

 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は5番手。前日の午後は、燃料システムのトラブルがあり37周の走行に留まったが、このセッションでは57周を走行。C2~C4タイヤを使い、走行を重ねた。ベストタイムはC4タイヤを使った際のモノ。トップとは0.469秒差となっている。

 カルロス・サインツJr.(フェラーリ)は6番手。途中追い風の影響を受けたか、ハーフスピンする場面もあったが、幸いマシンにダメージはなく56周を走っている。

 7番手のニキータ・マゼピン(ハース)はこのセッション最多となる76周を走行。他車と急接近し挙動を乱す場面もあったが、接触などはなかった。

 メルセデスは、ルイス・ハミルトンが走行を担当したが8番手。テスト初日はギヤシフトにトラブルが出てギヤボックスを交換したため、午前中は4時間でわずか6周しかできなかった。2日目は失った走行時間を取り戻すべく、精力的に周回。セッションを折り返した時点では、最も多くのラップを走行していた。

 C2タイヤからC3タイヤに履き替え、ペースアップするのかと思われたハミルトンだったが、アウトラップのターン13でスピン。ステアリングを切った瞬間にリヤが流れ、グラベルにスタックしてしまった。

 マシン回収のため、セッションは約15分間に渡って中断。幸いマシンにダメージはなく、後ほどコースに復帰したが、またしても貴重な走行時間を失ってしまった。

 アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは9番手だったが、73周としっかりと走行距離を稼いだ。一方、アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルはわずか10周に終わり10番手だった。トラブルに見舞われ、ギヤボックスを交換したのだ。セッション終了まで約8分ほどのところでコースに復帰したベッテルだったが、セッション終了5分前に手順確認のための赤旗が掲示され、そのままセッションは終了となった。

 アストンマーチンはメルセデスからパワーユニットおよびギヤボックスの供給を受けている。つまり、連日メルセデスのギヤボックスに信頼性トラブルが出た形だ。すでにプレシーズンテストは全体の半分を消化。メルセデスにとっては嫌な流れが続いている。

F1プレシーズンテスト2日目午前 タイム結果

1. ダニエル・リカルド(マクラーレン) 1m32.215s  52周
2. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)1m32.339s  60周
3. セルジオ・ペレス(レッドブル)1m32.478s 39周
4. ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ) 1m32.541s 47周
5. 角田裕毅(アルファタウリ)1m32.769s 57周
6. カルロス・サインツJr(フェラーリ) 1m33.072s 56周 
7. ニキータ・マゼピン(ハース)1m33.101s  76周
8. ルイス・ハミルトン(メルセデス)1m33.399s  58周
9. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) 1m37.911s 73周
10. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン) 1m38.849s 10周

 

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