波乱のレースに参加すらできず。0周リタイアのコラピント「ヒュルケンベルグみたいにチャンスがあったはずなのに……」
F1イギリスGPで1周も走れずリタイアとなったフランコ・コラピントは、下位グリッドのドライバーが上位フィニッシュを果たしていることから、自分にもチャンスがあったはずだと悔しがった。
Franco Colapinto, Alpine
写真:: Jayce Illman / Getty Images
雨の影響で波乱のレース展開となったF1イギリスGP。ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが19番手スタートから3位表彰台を手にするなど番狂わせもあったが、フランコ・コラピント(アルピーヌ)はそんなレースに参加することすらできなかった。
今回のレースがアルピーヌでの6レース目だったコラピントは、予選で最下位に終わると、決勝に向けてはパワーユニット類を新調するなどしてピットレーンスタートを選択した。そしてレギュレーションによって他のドライバーと一緒にフォーメーションラップを走りピットレーンに戻ってきたコラピントは、スタートに向けた待機列に向かう前に自身のピットボックスに。路面がウエット→ドライに変わろうとしている状況を見て、インターミディエイトタイヤからスリックタイヤに交換する作戦に出た。
「僕たちはスリックを試すつもりだった。フォーメーションラップではかなり路面が乾いていたから、もちろんそれが適切な戦略だと思っていた」
そう振り返るコラピント。しかしタイヤ交換作業を終えた彼は発進する事ができなかった。本人は「何かが壊れた」と訴えるが、コースに再び出ることがないままレースを終えることになってしまった。
発進できなかったのはミスか、トラブルか……これについてコラピントは「分からない。たぶんメカニカルだけど、とにかく動き出せなかったんだ」と説明。同じく後方グリッドスタートだったヒュルケンベルグやランス・ストロール(アストンマーティン)らの躍進を考えると、自分たちにもチャンスがあったはずだと語った。
「とにかく悲しい。今回のレースを楽しみにしていたし、特に今回の展開を見る限りは、僕たちに運が向いていてもおかしくなかった。ヒュルケンベルグは上位に上がっていったし、ストロールだって後方スタート(からの7位入賞)だった。だから僕たちにもチャンスがあったと思う」
「グリッドに向かう周回ではすごく良いフィーリングだったし、マシンもかなり調子が良かった。今日に向けて施したいくつかの変更も良さそうな感触だったし、自分たちにもチャンスが巡ってきていたかもしれない」
戦略判断がうまくいき、なおかつトリッキーなコンディションの中で生き残ることができれば、大量ポイントも夢じゃない……そんなチャンスを逃したコラピント。彼は苦戦するアルピーヌにおいて、未だ入賞を記録することはできていない。
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