F1

「上に行くための基礎ができたと感じている」ウイリアムズ今季苦戦もアルボンの信頼に変わりナシ

アレクサンダー・アルボンは今シーズンのウイリアムズのパフォーマンスについて「望んだ位置ではない」と認めつつ、あくまでもチームは復活に向けた途上にあるという考えを堅持している。

Ben Hunt

Ben Hunt

編集: 2024/08/16 0:07

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Alex Albon, Williams

Alex Albon, Williams

写真:: Williams

 ウイリアムズF1のパフォーマンスについて、同チームのドライバーであるアレクサンダー・アルボンは、今年前半は苦戦したものの、チームは復活に向けた途上にあるという考えを改めて示した。

 今シーズンのウイリアムズは、マシンの重量オーバーという問題を抱えていたこともあり、厳しい序盤戦を過ごすことになった。2023年にジェームス・ボウルズがチーム代表に就いてから調子を上げてきたものの、躓いてしまった形だ。

 しかしアルボンは、今シーズン前半の苦戦については上位争いに戻るための基盤を築いている最中であるため、あまり成績にとらわれすぎないべきだと語った。

「僕たちは、望んだ場所にはいない。それは言うまでもないだろう」

 アルボンはmotorsport.comにそう語った。

「正直に言えば、これは他チームの仕事ぶりの証でもあると思う。中団グループのチームが、とても大きな進歩を遂げている」

「僕らは良い進歩を遂げているけれど、他のチームと比較すると少し遅いかもしれない。ハースはこの集団の中では飛び抜けていると思う。でも同時に、頭を抱えて、ここがどこなのかと理解できていない、みたいな状況ではないんだ」

Alex Albon, Williams FW46, leads Logan Sargeant, Williams FW46

Alex Albon, Williams FW46, leads Logan Sargeant, Williams FW46

Photo by: Mark Sutton

「昨年から今年にかけて、僕らはチーム内で大きな変更を行なって来たと感じているし、マシンのDNAだけでなく、チームの構造にも大きな変化があった」

「チームにたくさんの仕事が積まれると、そこには亀裂が現れる。今では知れたことだけど、マシン重量がオーバーしてしまっていたんだ」

「今年の初めに重量があるべきモノになっていなかったのは、本当に残念だった。ウチのマシンは序盤戦でコンスタントにポイントを獲ってしかるべきだったんだ。その後で、今のような位置に落ち着いていただろうけどね」

「“もしも”の話はたくさんあるけれど、僕は基礎を整えていっていることには満足している。進めてきた変化がなければ、僕らは後方集団の戦いから抜け出せるチームなんだとは、決して思えなかっただろう。少なくとも、僕は自分たちが上に行くための基礎ができたと感じているんだ」

 こうしたアルボンの反応は、チームを率いるボウルズの語っていることと一致している。そしてボウルズについては、その率直さに感謝しているとアルボンは語った。

James Vowles, Team Principal, Williams Racing, Alex Albon, Williams Racing

James Vowles, Team Principal, Williams Racing, Alex Albon, Williams Racing

Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images

「僕はこのプロジェクトに深く関わってきた。ジェームスが僕を引き込んでくれたんだ。彼はとても率直な人物で、実際よりも良くなったとは言わないんだ。僕はそういうのが好ましいと思っている」

「何か計画通りに行かないことがあると、彼はチームがどこに取り組む必要があるのかを、僕に教えてくれる。僕に何かできることがあるなら、それを伝えてくれるんだ」

「彼はこの仕事にふさわしい人物だ。彼を信頼しているし、僕らは適任者を捕まえられたよ」

 アルボンからそう評されたボウルズ代表はウイリアムズの将来について、2026年まではコース上で大きな進歩は期待できないと明言している。アルボンも、再び勝利を狙えるようになるのは2027年頃になるかもしれないという認識を示している。

「正直に言って、僕らは勝利やタイトルを争う位置にはしばらく無いと思う。けれど少しずつ順位を上げて、表彰台などそういうことを目指し始める段階になってくると思っている」

「2026年には難しいだろうと思うけど、2027年には勝つことがより現実になってくる。僕たちは凄い投資をしているし、アグレッシブに人材採用も行なっている」

「特に励ましは必要としていない。この数年の成長ぶりをみればね。もちろん今は厳しい時期を過ごしているけれど、チームのモチベーションの高さと、僕もその一翼を担っているということはとても楽しいよ」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 まだ見ぬF1チャンピオンを探せ! ウイリアムズが若手カートドライバーに求める条件は速さと教養「内省的かどうかを重視」

次の記事 レッドブルの重鎮マルコ、アルピーヌとアウディにミック・シューマッハーを勝手にオススメ「シートを得るに値する」

More from

Ben Hunt



アウディF1へと生まれ変わるザウバー、新体制で基盤が強化。久々表彰台の「イギリスでは一体感を感じた」将来的な上位争いも夢じゃない?

F1

F1

イギリスGP

1 年前

アウディF1へと生まれ変わるザウバー、新体制で基盤が強化。久々表彰台の「イギリスでは一体感を感じた」将来的な上位争いも夢じゃない?



キャデラックF1は月を目指す? NASA式のチームモデルで英・米のダブル拠点のメリットを最大限活用へ

F1

F1

2025/07/03

キャデラックF1は月を目指す? NASA式のチームモデルで英・米のダブル拠点のメリットを最大限活用へ



大物俳優とF1のコラボが止まらない。キアヌ・リーブスが新規参戦キャデラックのドキュメンタリー出演へ

F1

F1

オーストリアGP

2025/07/03

大物俳優とF1のコラボが止まらない。キアヌ・リーブスが新規参戦キャデラックのドキュメンタリー出演へ

More from

アレクサンダー アルボン



アゼルバイジャンGPで”全く別物”のマシンを投入するウイリアムズ。しかしアルボンは期待せず「問題解決は無理だろうね」

F1

F1

Hungaroring Pirelli test

4 日前

アゼルバイジャンGPで”全く別物”のマシンを投入するウイリアムズ。しかしアルボンは期待せず「問題解決は無理だろうね」



ウイリアムズ、視線はすでに来季へシフト? 苦戦続く今季と「同じことを二度と繰り返さないように取り組んでいる」

F1

F1

8 日前

ウイリアムズ、視線はすでに来季へシフト? 苦戦続く今季と「同じことを二度と繰り返さないように取り組んでいる」



大改善アストンに抜かれたウイリアムズ。でもサインツJr.は前向き「自分たちにも同じことができると勇気が湧く」

F1

F1

ハンガリーGP

16 日前

大改善アストンに抜かれたウイリアムズ。でもサインツJr.は前向き「自分たちにも同じことができると勇気が湧く」

More from

ウイリアムズ



デイモン・ヒル証言。現在のラッセルの状況は、自身の1996年に似ている「でも僕はビルヌーブに勝った! 頑張れジョージ」

F1

F1

Hungaroring Pirelli test

7 日前

デイモン・ヒル証言。現在のラッセルの状況は、自身の1996年に似ている「でも僕はビルヌーブに勝った! 頑張れジョージ」



サインツJr.「F1引退後はマジでル・マンに出たい」もうひとつの夢はGT3の草レース?

F1

F1

7 日前

サインツJr.「F1引退後はマジでル・マンに出たい」もうひとつの夢はGT3の草レース?



元ハース代表、ハンガリーGPでのサインツJr.へのペナルティは甘すぎたと主張「情状酌量なんて持ち出す必要はない」

F1

F1

Hungaroring Pirelli test

8 日前

元ハース代表、ハンガリーGPでのサインツJr.へのペナルティは甘すぎたと主張「情状酌量なんて持ち出す必要はない」

最新ニュース



【ホンダF1折原エンジニア独占インタビュー】オランダGPで投入予定の”スペック2”PUで「普通に戦える位置に行くことが目標」 ドライバビリティが課題に

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 2 時間前

【ホンダF1折原エンジニア独占インタビュー】オランダGPで投入予定の”スペック2”PUで「普通に戦える位置に行くことが目標」 ドライバビリティが課題に



”世界で最も売れているレーシングカー”ラディカルのワンメイクレースシリーズが、2027年から日本でも開催決定。全国4サーキットが舞台

機能

General

ライブテキスト

評価

機能

General 3 時間前

”世界で最も売れているレーシングカー”ラディカルのワンメイクレースシリーズが、2027年から日本でも開催決定。全国4サーキットが舞台



スーパーフォーミュラ初王座にまっしぐらの太田格之進。圧倒的強さの秘訣はLMDhでの経験?「“動くクルマ”を動かさずに速く乗れている」

機能

スーパーフォーミュラ

ライブテキスト

評価

機能

スーパーフォーミュラ 4 時間前

第8戦:SUGO

スーパーフォーミュラ初王座にまっしぐらの太田格之進。圧倒的強さの秘訣はLMDhでの経験?「“動くクルマ”を動かさずに速く乗れている」



アレックス・マルケス「愚かで、あってはならないミスだった」表彰台2位のチャンスも失った失敗悔やむ

機能

MotoGP

ライブテキスト

評価

機能

MotoGP 5 時間前

イギリスGP

アレックス・マルケス「愚かで、あってはならないミスだった」表彰台2位のチャンスも失った失敗悔やむ

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録