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2021年のF1マシンは予想以上に変わる? ルノー「半分は新しいマシンにできる」

2021年のF1マシンは2020年型マシンからの開発が基本的には凍結されているが、ルノーF1のシャシー・テクニカルディレクターであるパット・フライは、その姿は予想以上に変わるはずだと語る。

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11 Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.20, Pierre Gasly, AlphaTauri AT01 and Charles Leclerc, Ferrari SF1000 at the start of the race

 新型コロナウイルスの感染拡大により、経済的にも大打撃を受けたF1。そのためF1とFIAは、2021年シーズンには2020年用マシンをそのまま引き継いで使うことに合意した。

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 そのため各チームの2021年用マシンは、主要なコンポーネントを2020年型と同じにしなければならず、手を加える場合には、トークンシステムを用いる必要が生じた。なおエアロパーツは、基本的には自由に開発できることになっている。

 この規則により、2021年マシンは2020年マシンと同じに見えるように感じられる。しかしルノーのシャシー・テクニカルディレクターであるパット・フライは、開発可能な部分はたくさん残されており、彼のチームはその部分を改善することを検討していると語る。

「マシンの多くの部分の開発が凍結されている。だからその部分を変更することはできない。しかし実際には、手を加えることができる部分はまだたくさんある」

 そうフライは語った。

「全く新しいクルマを作ることはできない。しかし間違いなく、半分は新しいクルマにすることができる。我々はその部分で、できる限りのことをしようとしている」

 ルノーは2020年に空力面で成功。2021年はこれをベースに、さらに強化していくことが重要だと語った。

「ノーズ、シャシー、エンジン、ギヤボックス以外のほとんどを見直すことを検討している。それは、誰にとっても同じだと思う」

 新車の開発の焦点はどこにあるのかを尋ねられたフライはそう語った。

「我々の空力開発の方向性は、そこから何を望むのかという哲学に関して健全だった。だからその道を歩み続ける必要があるんだ。フロアが変わるため、気流の構造も劇的に変わるだろう。しかしこれは誰にとっても同じことだ」

「我々はできる限り最善な形で、それに対処する必要がある。しかし基本的には、我々がこれまでに持っていた考え方に基づいて構築しようとしている。そしてルールの範囲内でできることは、まだかなりあるのだ」

 開発が凍結される中で、フロアのリヤタイヤ直前部分が大きく切り取られることになっている。これによりダウンフォースを約10%削り、タイヤへの負荷を軽減することが目指されている。各チームはこの新規則のフロアの開発を進めているが、微調整が大きな影響を与えるのだという。

「フロアの変化は、ほんの僅かな違いのように見えるかもしれない。しかしマシンのリヤの空力に与える変化は、非常に劇的だ」

 そうフライは語る。

「それがどう混乱させるのかを把握し、そして実際にそれに対処することができれば、ベストな存在になれるだろう」

「マクラーレンは、他のほとんどのチームよりも大きく変化できる可能性があると思う。なぜなら彼らはPUの変更(2020年までルノー製PUを使っていたマクラーレンは、2021年からメルセデス製PUを使用することになっている)によって、開発が凍結されている部分以外の変更も可能にするのは明らかだからね」

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