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フリー走行レポート

ペレスがFP3最速! ルクレールとフェルスタッペン退ける。角田裕毅は11番手|F1第5戦マイアミGP

F1第5戦マイアミGPのフリー走行3回目が行なわれ、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップ。角田裕毅(アルファタウリ)は11番手だった。

Sergio Perez, Red Bull Racing RB18

 F1第5戦マイアミGPのフリー走行3回目が行なわれ、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップタイムをマークした。

 舞台となるのは、初開催に併せて新設されたマイアミ・インターナショナル・オートドローム。NFLの『マイアミ・ドルフィンズ』の本拠地であるハードロック・スタジアムの周囲に半常設で作られた1周5.412kmのコースには、3つのDRS区間にブラインドの中・高速コーナーや低速のテクニカルセクションなどキャラクターに富んだコーナーが配置されている。

 金曜日と同様、天候に恵まれた土曜日。フリー走行3回目が開始される時点では、気温33度、路面温度50度とタイヤやマシンだけでなく、ドライバーにとっても厳しいコンディションとなった。

 1時間のセッションが開始されると、FP2で油圧系トラブルにより走行時間が削られていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を始め、10台近いマシンがコースに姿を見せた。

 フェラーリ勢がソフトタイヤ、メルセデス勢がミディアムタイヤで走行を開始した一方で、レッドブル勢はフェルスタッペンがミディアムタイヤ、ペレスがハードタイヤと走行プログラムを分けていた。

 アストンマーチン勢は、ミディアムタイヤ、ハードタイヤでそれぞれ2周ずつ走り、序盤から3セット目のタイヤを投入。このチーム”おなじみ”ではあるが、決勝レースに向けたタイヤの皮むきを行なったようだ。

 アルピーヌのエステバン・オコンもハードタイヤで1周を終えた後、新たにソフトタイヤを投入して走行を開始したが、ターン14でクラッシュ。FP2のカルロス・サインツJr.と同様に、ターン13でリヤを流して、マシン左側からコンクリートウォールに激しくマシンをヒットしてしまった。

 オコンのクラッシュにより、赤旗が提示された。路面コンディションはマシンの走行により急速に改善されているものの、FP3でも依然スリッピーなのは変わっていないようだ。

 マシン撤去には10分以上を要し、セッションは残り32分というところで再開。

 ここまでのフリー走行では赤旗が続いていることもあり、走行プログラムを消化したいチームは続々とマシンをコースに送り出した。多くのドライバーが中断前に履いていたタイヤのまま走行を行ない、ミディアムタイヤとハードタイヤを履いたドライバーは決勝レースを見据えたロングランを続けた。

 セッションが残り20分を過ぎると、徐々に各車が新品のソフトタイヤを履いての予選想定ランを開始した。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がまず1分30秒981をマークし、フェルスタッペンが1本目のミディアムタイヤで記録していたトップタイムを塗り替えた。

 遅れてソフトタイヤを投入したレッドブル勢もアタックを開始。ペレスが1分30秒699でルクレールを上回るも、フェルスタッペンが1分30秒649でトップに躍り出た。

 レッドブル勢はそのままソフトタイヤで走行を続け、2回目のアタックを敢行した。ペレスがトップタイムを更新したのに続いて、フェルスタッペンも計測。セクター1で全体ベストを計測するも、セクター2のシケインで縁石に乗り、スピンを喫した。

 幸いウォールへの衝突は免れたが時間切れ。60分のセッションが終了し、チェッカーフラッグが振られた。

 トップタイムはペレスの1分30秒304。ただ路面温度が高かったこともあり、FP2でジョージ・ラッセル(メルセデス)が記録したトップタイム1分29秒938を超えることはできなかった。

 2番手はルクレール。フェルスタッペンを上回る1分30秒498をマークした。そのチームメイトのサインツJr.は7番手に沈んでいるものの、今回もレッドブルとフェラーリのパフォーマンスは拮抗しているように見える。

 トップ3の後ろ4番手には、今季随所で光る速さを見せているフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。5番手にセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)とベテランふたりが続いた。

 6番手にミック・シューマッハー、8番手にケビン・マグヌッセンとハースが母国凱旋レースで好位置につけている。

 9番手にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)。10番手ランド・ノリス(マクラーレン)を挟んで、角田裕毅(アルファタウリ)は11番手だった。

 角田はセッション後半も1セット目のハードタイヤでロングランを続け、終盤に投入したソフトタイヤで1分31秒659をマーク。計24周を走り込んだ。ピエール・ガスリーは16番手と、チームメイトをタイムでは上回ったが、ガスリーは早々のアタックでポーパシングを訴え、マシンを降りていた。

 
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