RB、ダニエル・リカルドの離脱をSNSで発表。先日のシンガポールGPが最後のレースに

RBが、F1シンガポールGPを最後にダニエル・リカルドがチームから離れることを、SNSで発信した。次戦アメリカGPからはリアム・ローソンが角田裕毅のチームメイトを務めることになると見られる。

Daniel Ricciardo, Visa Cash App RB F1 Team, arrives at the track

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写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 RBがSNSを更新し、先日行なわれたシンガポールGP限りでダニエル・リカルドがチームを離れることを明らかにした。

 リカルドはシンガポールGP終了後、目を潤ませながらインタビューに答えるなど、これがF1で最後のレースだったことを匂わせていた。それから4日後の9月26日(木)の欧州時間夕刻に、RBはSNSを更新。リカルドの離脱を伝えた。

 SNSの投稿には、チーム代表のローレン・メキーズのコメントが寄せられている。

「チームの全員が、ダニエルが過去2シーズンにわたって我々と共に頑張ってくれたことに感謝していると思う」

「彼は素晴らしい姿勢で、チームに多くの経験と才能をもたらしてくれた。そのことが、全員の緊密なチームスピリットを育むのに役立った。ダニエルはコースの上でも外でも真の意味での紳士であり、いつも笑顔を絶やさなかった。彼がいなくなるのは寂しいが、彼はレッドブル・ファミリーの中で特別な位置を占めることになるだろう」

 リカルドは2023年、シーズン途中で更迭されたニック・デ・フリーズの後任としてアルファタウリに加入。角田裕毅とコンビを組んできた。しかし角田同等のパフォーマンスをなかなか発揮することができず、さらにオランダGPでクラッシュした際に骨折し、5戦を欠場することになった。

 チームの名称がRBとなった2024年もシートを確保することができたが、成績は振るわず。やはり角田の後塵を拝することが多かった。そしてシンガポールGPを最後に、シーズン終了を待たずしてシートを失うことになった。

 リカルドの後任には、昨年骨折で欠場した際に代役を務めたリアム・ローソンが抜擢されるものと見られる。

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