F1オーストリアFP2:改善を見せたメルセデス勢1-2……好調アルファタウリ・ホンダの角田は6番手

F1第9戦オーストリアGPのフリー走行2回目では、メルセデスのルイス・ハミルトンがセッションをトップで終えた。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は6番手だった。

F1オーストリアFP2:改善を見せたメルセデス勢1-2……好調アルファタウリ・ホンダの角田は6番手

 前戦のシュタイアーマルクGPから引き続き、オーストリア・レッドブルリンクで行なわれるF1第9戦オーストリアGPのフリー走行2回目。1分4秒523でメルセデスのルイス・ハミルトンがセッショントップタイムを記録した。

 前戦と同様に、山々に囲まれたレッドブルリンクの天候は未知数。気温19度、路面温度31度と、フリー走行1回目からは2度ほど気温が上がった。今にも泣き出しそうな空模様の下、今季から60分に縮小されたフリー走行2回目のセッションが始まった。

 セッション開始直後から、多くのドライバーがピレリのテストタイヤを履いてコースイン。今回テストされている新構造のタイヤは、12周のタイム計測が義務付けられており、タイヤに厳しいシルバーストーン・サーキットでの次戦イギリスGPから導入予定のリヤタイヤだという。

 また、前戦とは異なり、5つあるタイヤコンパウンドのうちオーストリアGPには1番柔らかいC5〜C3のタイヤセットが用意されている。

 セッション15分を過ぎた時点で、各車はテストタイヤでの走行を終えて通常のタイヤセットに履き替え、ソフトタイヤやミディアムタイヤでの予選想定ラップを開始した。ソフトタイヤを投入したドライバー達は軒並みタイムを更新していくが、同じソフトタイヤでの2度目のアタックでタイムを更新することは厳しいようだ。

 セッション30分を経過した頃には、雨が落ちてきたとドライバーからチームに無線が飛び、マシンの車載カメラには水滴も映っていた。多くのドライバーは、予選想定ラップ後にドライタイヤで周回数を重ね、ロングランでのペースを確認した。

 セッション終盤に向けて雨足は徐々に強くなり、縁石に足を取られるドライバーやブレーキングでタイヤをロックさせるドライバーも見受けられたが、大きなクラッシュ等はなくセッションは終了した。

 トップタイムは、ソフトタイヤでハミルトンが出した1分4秒523。チームメイトのバルテリ・ボッタスが、0.189秒差の1分4秒712で2番手につけた。

 3番手には、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップのハミルトンから0.217秒差の1分4秒740だったが、ターン9で姿勢を崩す場面もあったため、改善の余地はありそうだ。

 その後方に並んだのはアストンマーチン勢のふたり。4番手にランス・ストロール、5番手にセバスチャン・ベッテルが並んだ。

 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はトップから0.833秒落ちの1分5秒356を記録し、チームメイトのピエール・ガスリーを0.023秒抑え、6番手でセッションを終えた。角田はフリー走行1回目から5番手タイムをマークするなど、レッドブルの”お膝元”で好調さをアピール。前戦に続き、入賞に期待がかかっている。

 F1によると、決勝レースが行なわれる日曜日は金曜日と似たような天候になるとのこと。本当の天気はまさに”神のみぞ知る”だが、各チームやドライバーは決勝レースに向けて有益な情報を手にしたに違いない。

 
 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 United Kingdom ルイス ハミルトン 31 1'04.523     240.918
2 Finland バルテリ ボッタス 34 1'04.712 0.189 0.189 240.215
3 Netherlands マックス フェルスタッペン 35 1'04.740 0.217 0.028 240.111
4 Canada ランス ストロール 33 1'05.139 0.616 0.399 238.640
5 Germany セバスチャン ベッテル 37 1'05.268 0.745 0.129 238.168
6 Japan 角田 裕毅 37 1'05.356 0.833 0.088 237.848
7 France ピエール ガスリー 38 1'05.379 0.856 0.023 237.764
8 Spain フェルナンド アロンソ 34 1'05.393 0.870 0.014 237.713
9 United Kingdom ランド ノリス 34 1'05.466 0.943 0.073 237.448
10 Italy アントニオ ジョビナッツィ 32 1'05.511 0.988 0.045 237.285

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