フェルスタッペン5番手が最上位……田辺TD「予選結果はかなり厳しい」
F1第8戦イタリアGPの予選を終え、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは予選結果は厳しいものとなったと振り返り、レースでも僅差の難しい戦いになると予想した。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
モンツァ・サーキットでF1第8戦イタリアGPの予選が行なわれ、ホンダ製パワーユニット(PU)搭載勢はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の5番手が最上位と苦戦した。
今戦からFIAは新たにエンジンモード規制を導入。予選決勝を通じて同じエンジンモードで戦わなくてはならず、特別な出力アップモードは禁止されることになった。
行なわれた予選では、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、アルファタウリのピエール・ガスリーがQ3へ進出した。ただQ3ではアタック時のトラフィックなども影響し、フェルスタッペンの5番手が最上位となり、アルボンが9番手、ガスリーも10番手と苦戦した。
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、予選を簡単な戦いではなかったと振り返り、決勝もミスの許されない争いとなるだろうと語った。
「今日のイタリアGP予選は、新たに導入されたPUモード制限の下で行なわれた初めてのセッションとなりました」
「我々ホンダとしては、昨日と今朝のプラクティスセッションを通して新たな制限に対しPUのセッティングを最適化して臨みました」
「ここモンツァで例年発生する予選中のトラフィックなどにも影響されたところはありますが、予選結果はかなり厳しいものとなりました」
「昨日からマシンのバランスにやや苦しんでいたレッドブルのフェルスタッペン選手は接戦のなかで5番手、チームメイトのアルボン選手とアルファタウリのガスリー選手は、フェルスタッペン選手に対して0.3秒差ながらも、タイトな戦いの中で9、10番手、クビアト選手がそれに次ぐ11番手と、簡単な予選ではありませんでした」
「予選での各車のパフォーマンスは非常に拮抗しており、レースでも少しのミスがポジションを大きく左右することが予想されます」
「レースで最大限の結果を得られるように、チームと共に万全の準備をして臨みたいと思います」
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