F1アイフェルFP2:視界不良の影響続き、またも走行できず。各車1周も走れず初日が終了
F1アイフェルGPのフリー走行2回目はFP1に続き、天候不良で走行ができないままセッション終了となった。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
F1第11戦アイフェルGPのフリー走行2回目は、FP1と同様、天候不良の影響でピットレーンがオープンされないままセッション終了となった。
現地時間11時(日本時間18時)からスタートする予定だったFP1は、雨と濃霧の影響でメディカルヘリが飛べず、ピットレーンがオープンされないままセッション終了。F1公式セッションデビューする予定だったミック・シューマッハー、カラム・アイロットも含め、各車が全く走行できなかった。
FIAの規定によると、セッションを行なう上でサーキットから20分以内で病院への搬送ができる態勢を整える必要がある。ニュルブルクリンクから最も近い病院までは54km離れており、メディカルヘリが飛行可能でなければその条件を満たすことができないのだ。
FP2は現地時間15時(日本時間22時)からスタートしたものの、コンディションはあまり変わらず、サーキット上空を濃霧が覆っている状態。引き続きメディカルヘリの飛行は難しく、ピットレーンがクローズされたまま時間が過ぎていった。
一時は空が明るくなり霧が晴れつつあるようにも見受けられたが、その後さらに雨が強まり視界も再び悪化。15時30分(日本時間22時30分)となってもコンディションは好転しなかった。
結局、16時(日本時間23時)にFP1と同様、セッション終了時刻までコンディションの改善は期待できないことからピットレーンがオープンされないことが決まり、FP2は終了となった。
コロナ禍によるスケジュール変更の影響で、カレンダー入りしたアイフェルGP。ニュルブルクリンクでのグランプリ開催は2013年以来ということもあり、各チームはデータを集めたいところだったが、1周も走れないまま走行初日を終えることになってしまった。
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