ホンダF1、イタリアGP予選は”まずまず”。ホンダ田辺TD「簡単なレースにはならないと思うが、チャンスも多くある」
F1イタリアGPの初日、スプリント予選レースのグリッドを決めるノックアウト予選が行なわれ、ホンダ勢はマックス・フェルスタッペンの3番手が最上位。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは時間との戦いになったと語った。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
モンツァ・サーキットで開催されているF1第14戦イタリアGP。今回はスプリント予選レースが行なわれるフォーマットでの開催となるため、グランプリ初日は60分間のフリー走行1回目を行なった後、スプリント予選レースのグリッドを決めるノックアウト予選が実施された。
ホンダのパワーユニット(PU)を搭載するマシンの中で、最上位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の3番手。チームメイトのセルジオ・ペレスのトウ(スリップストリーム)も使ってタイムを出したが、メルセデス勢には及ばなかった。
アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが6番手。角田裕毅はトラックリミット違反によるタイム抹消を受けたこともあって予選Q1敗退、17番手で予選を終えた。
「スプリント予選形式で行なわれるイタリアGPの初日、本日はFP1に続いて明日のスプリント予選レースのグリッドを決める予選が行なわれました」
そうホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターはプレスリリースにコメントを寄せた。
「レッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が3番手を獲得、プラクティスの開始から通常よりやや苦戦していたことを考慮すると、結果はまずまずだと思っています。チームメイトのペレス選手はQ3でトウを使うことができず、9番手となりました」
「昨年このレースで優勝したスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手については、今日も安定したパフォーマンスで6番手となり、今週末もいい走りを見せてくれることを期待しています。Q1を突破したかと思われた角田選手はトラックリミットにより17番手と残念な結果でしたが、マシンに速さはありますので、明日はオーバーテイクを見せてくれると思っています」
普段のグランプリよりも、マシンのセッティングを煮詰める時間がはるかに少ない”スプリントフォーマット”。田辺テクニカルディレクターも時間との戦いだったと語ったが、スプリント予選と決勝でチャンスも多く残っていると意気込んだ。
「1時間のプラクティスセッションの走行結果から、予選開始までの2時間半のみでセッティングを決定しなければならないところが、通常スケジュールで行なわれるレースと大きく異なります。したがって、今日はチームとホンダのメンバーにとっていつも以上に時間との戦いとなりました」
「今週末は我々にとって簡単なレースにはならないと考えていますが、スプリント予選セッション、そして本番レースと多くのチャンスもあると考えます。ポジティブな結果を得るべく、両チームと一緒にベストを尽くします」
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