女性レーサーが明かした”五輪”の夢。シモーナ・デ・シルベストロ、『氷上のF1』ボブスレー挑戦
シモーナ・デ・シルベストロは、冬季オリンピックに出場するという長年の夢を実現するため、ボブスレーを始めたと明かした。
スイスのレーシングドライバーであるシモーナ・デ・シルベストロは、レースでの経験を活かして、ボブスレーでオリンピック出場を目指していると明かした。
デ・シルベストロは、2010~2013年にインディカーに参戦した後、オーストラリアに渡りスーパーカーに参戦するなど、多様なレースキャリアを歩んできた女性レーシングドライバーだ。
近年ではフォーミュラEに参戦しているポルシェでリザーブ・ドライバーを務めた他、2021年のインディ500にパレッタ・オートスポートからスポット参戦している。
そんな彼女は、ボブスレーでオリンピックに出場するという目標を掲げ、トレーニングを行なっているとソーシャルメディアに投稿した。
「かなり以前から、オリンピックを見ていつもインスピレーションを感じていました」
「数年前、私はどうしたらこの夢を実現できるかを考え始めました。あらゆるスポーツを検討した結果、私が持つレースの経験から、ボブスレーがそのためのスポーツになり得るという結論に達しました」
「そして昨年の夏、夢を実現するためにはこの冬から挑戦を始める必要があると決断したのです」
「レースのオフシーズンに入る12月から、シーズンが始まるまでに氷の上を滑る技術を身につけるために忙しい日々を送っています」
デ・シルベストロは、27日(日)に母国スイスのサンモリッツで開催された大会で、競技会初出場を果たし、モノボブ(一人乗り)クラスで5位に入賞した。
「レースカー以外での初めてのレースは楽しかった。スタートは少し改善する必要がある。スプリントトレーニングはこれからよ」と、彼女は投稿している。
ボブスレーは最高時速130~140kmにも達し、『氷上のF1』とも称されるスポーツ。レースで培ったスピード感覚は、きっと彼女の夢の実現に役立つはずだ。
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