SF第4戦オートポリス|専有走行は坪井が最速、トップ10台が早くもコースレコード上回る
2020スーパーフォーミュラ第4戦オートポリス。土曜日の専有走行は坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が早くも1分24秒台を記録した。

オートポリスで今週末開催される2020全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の公式セッションを前に、1時間の専有走行が行なわれ、坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がトップタイムを記録。上位10台が従来のコースレコードを上回るタイムを記録したセッションとなった。
ここ数年は5月開催が多かったオートポリス大会だが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり11月にスケジュール変更され、シリーズ第4戦としての開催となった。土曜日午前の専有走行は雲ひとつない青空のもとでセッションスタートなり、各車とも続々とコースインし積極的に周回を重ねた。
セッション序盤で速さをみせたのが昨年チームタイトルを獲得したDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢だった。まずは福住仁嶺が1分27秒080を記録すると、開始15分を過ぎたところで山本尚貴が1分26秒079をマーク。小林可夢偉が2018年に記録したコースレコード(1分25秒799)に0.2秒まで迫るタイムとなった。
その後はロングランやタイヤ交換練習など、各チームがそれぞれのメニューをこなしていたが、残り15分を切ったところでトップに躍り出たのは今回が2度目のスポット参戦となる宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)だった。1分25秒819で今週末最初の1分25秒台を記録すると、牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が1分25秒758を叩き出し、非公式ながらコースレコードを上回った。さらに残り5分を切ると、さらに各車ともタイムを縮めていき、最終的に坪井が1分24秒714をマークし、このセッションをトップで終えた。2番手には宮田が1分24秒931でつけ、第2戦岡山と同様にルーキーらしからぬ速さをみせた。3番手には野尻智紀(TEAM MUGEN)が1分25秒114で続きホンダ/M-TECエンジン勢の最上位となった。4番手以降のドライバーも1分25秒前半のタイムを記録し、今週末最初のセッションからトップ10台が従来のコースレコードを上回るタイムを記録した。
今回、開幕戦以来の参戦となるタチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)は22周を走破し18番手。急きょ代役参戦となった松下信治(Buzz Racing with B-Max)は19番手となった。
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