TEAM MACHは2年目平木玲次とeスポーツ出身冨林勇佑のコンビに。スーパーGT参戦全ドライバー出揃う
スーパーGTのGT300クラスに参戦するTEAM MACHが2022年シーズンのドライバーを発表。平木玲次と冨林勇佑のコンビとなることが明らかにされた。
写真:: Masahide Kamio
TEAM MACH(玉中哲二代表)は、スーパーGTの2022シリーズに「マッハ車検エアバスターMC86マッハ号」で参戦。GTシリーズに参戦するチームで唯一ドライバーの体制を発表していなかったが、玉中代表は3月29日に自身のSNSで、今季GTデビューとなる冨林勇佑とGT2年目の平木玲次のコンビで戦うことを発表した。
冨林は神奈川県出身の25歳。eスポーツレーサーとして2016年世界グランツーリスモ世界大会で優勝し、2018年からリアルレーサーデビューした。2020〜2021年と2年連続でスーパー耐久シリーズST-3クラスのチャンピオンを獲得し3連覇を目指し参戦中。バーチャルレーサーとリアルレーサーの二刀流を続けている。
平木は茨城県出身の24歳。レーシングカートからスーパーFJ、FIA-F4を経て、昨年TEAM MACHからGTデビューし兄・湧也との兄弟コンビでも注目された。今年はスーパーフォーミュラ・ライツとスーパー耐久シリーズST-Xクラスにも参戦する。
チームは岡山の合同テストにおいてドライバーのオーディションを実施。参加したドライバーは全員ルーキーテストに合格していたが、このテストで評価の高かった冨林がドライバーとして起用され、マッハ号のドライブ経験がある平木と組むことになった。
このチーム体制に、全国700台以上の救急車に搭載され、一部の国内サーキットでも使用されている除菌脱臭機「エアバスター」を展開する三友商事が協賛。今年も激戦が予想されるスーパーGTシリーズGT300クラスを戦うことになった。
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