【パドック情報まとめ出し】多発した接触の裏側。意外なゲストも:スーパーフォーミュラ第1戦・第2戦
2022年スーパーフォーミュラ第1戦、第2戦富士で収集した情報、こぼれ話を一挙放出!
時差ボケなんて関係なし!
・WEC(世界耐久選手権)にも参戦中の平川亮(carenex TEAM IMPUL)と小林可夢偉(KCMG)は、レースウィークの木曜日までポルティマオで行なわれていたハイパーカーのテストを1日早く切り上げ富士入り。時差ボケも感じさせない走りで第1戦優勝、第2戦2位と力強い走りを見せた。
意外なゲストたち
・そして今週末、ドイツから富士にやってきていたのが、TGR-E副会長の中嶋一貴。帰国後はWECパートナーへの表敬訪問など大忙しのようだったが、スーパーフォーミュラのパドックにも顔を見せていた。本人も「今後もタイミングが合えば来たい」と話していたが、とはいえ活動の主軸はヨーロッパであり、頻繁に日本のレースに出向くことは難しそうだ。非常にレアな週末だったのかも……?
・第1戦で3位表彰台を獲得するなど、速さを見せているのがサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)。今回は彼の両親(父ラウルさん、母ステファニーさん)も応援に駆け付けていた。これについてフェネストラズは「僕がスーパーフォーミュラで表彰台に乗っているのを見るのは初めて。これが最後じゃないといいね! 8ヵ月会えていなかったし、こういう時に家族が近くにいてくれるのはありがたい」とコメントした。
まさに適任
・そんなフェネストラズを言語、セッティング、メンタルなど様々な面でサポートしているのが、ミハエル・クルム。彼のKONDO RACING加入について近藤真彦監督は「僕がクルムをニュルブルクリンクに連れていって色々手伝ってもらった時から、『うちのチームで何か役に立ってもらえるものはないか』と考えていました。まさに(今の役割が)バチっとハマりましたね。クルムもこの仕事をお願いした時、すごく喜んでくれました」と話してくれた。
Masahiko Kondo, KONDO RACING
Photo by: Masahide Kamio
予選でも“ピカピカ”
・また今大会から、専有走行や予選中にコクピット上のライトを光らせるシーンが多数見られた。これはオーバーテイクシステムが作動しているのではなく、自身がアタック中であることを知らせるためとのこと。安全でスムーズなセッションに一役買いそうだ。
Tadasuke Makino, DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Photo by: Masahide Kamio
接触、ペナルティも多発
・富士大会ではサイドバイサイドのバトルが各所で見られた一方、接触によるペナルティや警告も多発した。第1戦のオープニングラップで佐藤蓮(TEAM GOH)に追突してドライブスルーペナルティを受けた大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、「Bコーナー(ダンロップコーナー)のブレーキングで佐藤選手が前に詰まってしまっていて、そこに当たってしまいました。佐藤選手をスピンさせてしまい、当たり方も悪かったので、ペナルティが当然だと思います」とコメントした。
・第2戦の決勝日には自身の出演するTV番組「ジャンクSPORTS」が放送され話題となったジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)。彼も第1戦のオープニングラップではコカ・コーラコーナーで福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE)との接触があり、ドライブスルーペナルティを受けた。「避けるのがかなり難しかった。仁嶺のレースを台無しにして申し訳ない」とアレジは話した。
・B-Max Racing Teamの松下信治は、第1戦はECUのトラブルでストールし、第2戦は1周目のダンロップコーナーで牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に追突してペナルティと、難しい週末となった。松下は接触時の状況について「ギャップを見つけたので飛び込みましたが、結局はそれが十分なギャップではなかったということです。彼には申し訳ないと思っていますが、これもレースです。ペースに苦しんでいた分、1周目に順位を上げるしかありませんでしたが、うまくいきませんでした」と語った。
・第1戦でジャンプスタートによるペナルティを受けた小林は、スタートについて「パドルを5%くらい離しただけでなぜかクルマが動いたので驚きました。普通は20%から30%くらい離さないといけないんですけどね」と説明した。
福住、今年のヘルメットは緑? 赤黄?
・福住は第1戦をほとんど走れなかったこともありデータ不足に悩まされ、第2戦は16位に終わった。ちなみに彼は昨年のSUGO戦で、自身のカート時代からの恩師のヘルメットデザインを採用し、悲願の初優勝を飾った。今季の開幕前テストでもその赤と黄色のヘルメットを使っていたが、今回の富士戦はお馴染みの緑に。これについて福住に尋ねると、「元々使っていたヘルメットがたまたま手元になかったので(赤と黄色のヘルメットを)使っていただけです。今シーズンも基本は緑です」とのこと。


TEAM GOHのルーキー対決に注目
・昨年は大津が獲得したルーキー・オブ・ザ・イヤー。昨年までは「当該年度初参戦となるルーキードライバー(SF決勝レース出走回数が積算4戦未満のドライバー)が3名以上存在する場合、その中で年間獲得ポイント最上位の選手に贈られる」とされていたが、今年からは「ルーキードライバーが“2名以上”存在する場合」に変更された。今季ルーキーの基準を満たすのはTEAM GOHの佐藤と三宅淳詞の2名だけだが、成績上位のどちらかが受賞することとなった。なお現時点での獲得ポイントは、予選で速さ見せる佐藤が4ポイント、決勝でのステディな走りが光る三宅が7ポイントとなっている。
「スーパーフォーミュラあるある」の披露は難しい?
レイザーラモンHG, RG
Photo by: Motorsport.com / Japan
・今回の富士戦で、ピットレポーターとしての初仕事を無事に終えたレイザーラモンのHGとRG。山下健太(KONDO RACING)もグリッド上でのインタビューで「HGさんとRGさんを生で見られて幸せです」と開口一番話すなど、その地名度は絶大。中継ではもちろん、HGの往年のギャグ(縁起物)「フォー!」も飛び出したが、一方のRGにも、歌に乗せて「〇〇あるある、早く言いたい〜」と言いながらなかなか言わないという持ちネタがあるが、中継の“尺”を考えても“スーパーフォーミュラあるある”を披露するのは難しそう。「歌う時間ないですからねぇ(RG)」「フォー!は言えても、あるあるは言われへんな(HG)」とふたりは苦笑いしていた。
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