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フリー走行レポート

F1ベルギーFP2:フェルスタッペンが初日首位。リカルド、ハミルトンを僅差で抑える

F1第7戦ベルギーGPのフリー走行2回目が行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 F1第7戦ベルギーGPのフリー走行2回目が、スパ・フランコルシャンで実施された。トップタイムを記録したのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンで、ダニエル・リカルド(ルノー)やルイス・ハミルトン(メルセデス)を僅差で抑えた。

 FP2は小雨が降るという予報が出ており、FP2前に行なわれたFIA F2選手権のフリー走行、FIA F3選手権の予選では雨粒がパラパラと落ちてくるようなシーンもあった。しかしサーキット上空にも青空が覗くというドライコンディションのままFP2がスタート。気温は16度、路面温度は23度だ。

 セッション開始から10分が過ぎるまでコースインするマシンはなかったが、FP1でトラブルに見舞われたアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が最初にコースイン。キミ・ライコネンも続いて走行を開始した。しばらくはこの2台がサーキットを独占し、走行を重ねた。

 20分が経つと徐々にコース上にマシンが増えていき、バルテリ・ボッタス(メルセデス)やアレクサンダー・アルボン(レッドブル)もミディアムで走行を開始した。一方、ランド・ノリス(マクラーレン)は『エンジンにミスファイアが起きている』と報告。スロー走行でピットに戻ったが、幸い大きなトラブルではなかったようで、その後走行を再開した。

 アルボンが1分45秒212でトップに立つが、ボッタスは1分44秒658を記録しそれを上回った。ランス・ストロール、セルジオ・ペレスのレーシングポイント勢も好調で2番手、3番手につけた。

 彼らよりもワンテンポ遅れて、ミディアムタイヤでタイム計測に入ったフェルスタッペンは1分44秒354をマークし、セッション最初の30分を終えた時点で首位。ハードタイヤで走り出したハミルトンは、4周目にタイムを更新。フェルスタッペンと0.298秒差の2番手に割って入った。

 セッション残り時間が50分を切ると、ボッタスを皮切りに多くのマシンが新品のソフトタイヤを投入し、アタックへ向かった。ここでトップに立ったのは、1分43秒880を記録したハミルトン。アルボンが0.294秒差で続いた。ボッタスはミディアムタイヤでのタイムから0.2秒ほどしかタイムアップできず、ペレスにも先行を許した。

 驚きの速さを見せたのはルノーのダニエル・リカルド。セクター3で全体ベストを記録し、ハミルトンをわずかに上回ってトップに浮上してみせた。その直後にフェルスタッペンが1分43秒744を叩き出したことで、タイムシート最上段の座を明け渡したものの、フェルスタッペンとリカルド、ハミルトンというトップ3が0.1秒以内にひしめく結果となった。

 ルノーは8番手のエステバン・オコンがセクター1で全体ベストを記録しており、ダウンフォースの要求レベルが低いセクターで速さを見せた形。対してハミルトンは、コーナーが続くダウンヒルセクションのセクター2で全体ベストを記録。フェルスタッペンは全体ベストのセクターはないものの、全体的に速さを発揮できるマシンになっているようだ。

 残り30分を切ると、トラブルによるパワーユニット交換を強いられ、FP1からタイムを記録できていなかったケビン・マグヌッセン、ロマン・グロージャンの2台がソフトタイヤでコースイン。週末初めてタイムを記録すると、そのまま周回を重ねた。

 その他のチームは、走行プログラムをロングランにシフト。多くのマシンがまずはソフトタイヤのデータを集めたが、メルセデス勢はハミルトンがソフト、ボッタスがミディアムと使用するタイヤを分けた。

 すると残り20分というところで、リカルドに油圧系のトラブルが発生。オー・ルージュを登りきったところでいきなりパワーが抜けてしまい、リカルドはエンジニアからの指示でコースサイドにマシンを止めたため、一時的にバーチャルセーフティカーが出された。

 また残り13分を切ったところで、ターン1出口でデブリが落ちているとしてセッションは赤旗中断に。コース脇のガードレールに貼ってあったスポンサーバナーが一部脱落し、コース上に落ちていたことが赤旗の理由だったようだ。

 セッション再開は残り時間9分のところから。各車確認できていないタイヤに履き替え、走行を重ねた。

 その後は大きなトラブルなく、セッション終了。僅差ながら、フェルスタッペンがリカルド、ハミルトンを抑えてFP2首位となった。

 メルセデスやレッドブルの他、ルノーが好調な印象。これに加え、レーシングポイントやマクラーレンが予選上位争いを展開しそうだ。アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが12番手と、予選Q3進出を十分に狙える位置で初日を終えた。

 対してフェラーリ勢はシャルル・ルクレールが15番手、セバスチャン・ベッテルが17番手と、アルファロメオの2台よりも下位に沈んでいるのは気になるところだ。

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Netherlands マックス フェルスタッペン 21 1'43.744     243.044
2 Australia ダニエル リカルド 12 1'43.792 0.048 0.048 242.932
3 United Kingdom ルイス ハミルトン 23 1'43.840 0.096 0.048 242.819

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