F1人気“復活”間近? 台風はねのけ日本GP決勝動員10%増の8万9000人
台風19号の影響により予選と決勝が同日開催となった2019年F1日本GP。鈴鹿サーキットは8万9000人が来場したと発表した。
Suzuka circuit, Fans
吉田知弘
鈴鹿サーキットで行われた2019年F1日本GP。決勝日の動員数は昨年より8000人多い、8万9000人だった。
今年はレッドブル・ホンダの活躍もあり、昨年と比べて2割以上もチケットの売れ行きがよく、最終的には10万人に届く動員数になるのではないかという話も出ていた。
さらにレースウィーク直前になって山本尚貴がトロロッソ・ホンダからフリー走行1回目に出走することが決定。11日(金)は3万3000人が来場し、特にフリー走行1回目は山本が目の前を通過するたびに旗や手を振って応援するファンが多く、大きな盛り上がりを見せた。
しかし、今週末は台風19号の接近に伴い、12日(土)のスケジュールがキャンセルとなり、鈴鹿サーキットでは2010年以来となる予選・決勝を日曜日に同日開催する異例の展開となった
最終的に昨年よりも多い来場者数になったものの、台風の影響で観戦を断念せざるを得なかった人もいた様子。事前のチケットの売れ行きを考えると思ったほどの入場者数にはならなかった。
それでも、13日(日)は早朝から多くのファンがサーキットに足を運び、イベント広場「GPスクエア」は大盛況。午前10時の公式予選から各コーナーのスタンドともに満席に近い状態となり、昨年以上の熱気に包まれた。特に今年は15歳~23歳(中学在学生は除く)が対象の「U23チケット」がほぼ完売し、現地でも若年層のファンが目立ったのが印象的だった。
レース後も西コースウォークに参加したり、GPスクエアでのイベントを楽しむファンが非常に多く、鈴鹿サーキットから離れるのを名残惜しそうにしている様子だった。
なお、12日のスケジュールが中止になったことによるチケットの払い戻しについては鈴鹿サーキットの公式サイトで詳細を案内している。
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