レッドブル、モナコ予選で上位進出逃す。「現実を見せられたね」と相談役マルコ……Q2落ち角田裕毅の「アンフェア」無線の理由も考察
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、上位進出を逃したモナコGPの予選についてコメント。Q2敗退となった角田裕毅はQ3進出を期待していたが、一部旧型パーツで走っていた影響があっただろうと語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
F1第8戦モナコGPの予選は、マクラーレンとフェラーリが抜きん出た速さを見せる結果に。レッドブルはマックス・フェルスタッペンが5番手(決勝は4番手スタート)、角田裕毅が12番手に終わった。
フリー走行ではFP1、FP3でフェルスタッペンが2番手に入るなど、ポールポジション争いにも加わる可能性があると思われた中で迎えた予選だったが、蓋を開ければマクラーレン、そしてフェラーリに対して大きな差をつけられた。今季既に3度ポールを獲得しているフェルスタッペンは、トップのランド・ノリス(マクラーレン)に0.715秒の大差をつけられてしまった。
「FP3の後はもう少しいけると思っていたが、現実を見せられたね」
motorsport.comに対してそう振り返るのは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコだ。
「あの(ポール)タイムを出すのは不可能だった。結局のところ、やはり必要なグリップがなかった。トップとの差は非常に大きい」
「我々の見立てが間違っていた。ノリスは冷静に走って最速タイムを出すという本当に素晴らしい仕事をした。あとはダブルストップ(※必須となる2回のピットストップ)がどう影響するかであり、我々が改善できる唯一の方法は、戦略をうまくやることかもしれない」
一方、もう1台のマシンを走らせる角田はQ3に進むことができず、12番手という結果に終わった。角田は前戦エミリア・ロマーニャでのクラッシュの影響で一部パーツが旧スペック(フロアのみ旧型と見られる)となっているが、マルコはその影響があったかもしれないと示唆した。
「実際のところ、彼は大きなクラッシュをしてしまったことにより、今回マックスと同じ仕様のマシンではなかった。3連戦ともなると、スペアパーツをやりくりするのは難しい」
「彼がQ3に進出することを期待していたが、若手ふたり(レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソン)がとても良い結果を残したので、それはポジティブに捉えている」
また角田はQ2敗退が決まった後、無線でチームに対し「アンフェアだ。こうなることは分かっていた」と意味深な言葉を発していた。予選後のインタビューではこの言葉の真意について明言を避けた角田だが、マルコはこれについて、2台でマシンのスペックが異なることを指しているのではないかと推測した。
「おそらく、彼が(フェルスタッペンと)同じパーツを使えていないということを言っているのだろう。だがそれは我々の責任ではない。クラッシュの影響だ」
マルコはSky Germanyでもラルフ・シューマッハーから同様の質問をされており、その時はこう答えている。
「イモラでのアップデートは2台分用意されていた。しかし彼のクラッシュにより、スペアパーツの供給体制が崩れてしまった」
「そのため、彼は旧仕様のセットアップに戻すしかなかったのだ。そしてもちろん、マックスが最優先だ。この短期間で生産体制を整えて2台に同様のパーツを供給するのは不可能だった」
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