今年のF1タイトルは”シェア”がふさわしい? ブランドル「ふたりとも素晴らしかったから……」

元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、物議を醸した最終戦アブダビGPを受け、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンがチャンピオンを”シェア”するのがふさわしいと語った。

今年のF1タイトルは”シェア”がふさわしい? ブランドル「ふたりとも素晴らしかったから……」

 元F1ドライバーでSkyでF1解説者を務めるマーティン・ブランドルは、最終戦アブダビGPが物議を醸すような結末となったことから、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)の両者がチャンピオンにふさわしいと考えている。

 アブダビGPのレース終盤にセーフティカーが出動した際、レースディレクターのマイケル・マシはハミルトンとフェルスタッペンの間にいた周回遅れのマシンのみ、同一ラップに戻させた。この異例の判断は依然として注目されている。

 その結果、フェルスタッペンはハミルトンの真後ろでファイナルラップのリスタートを迎え、タイヤ面のアドバンテージを活かしてオーバーテイク。逆転優勝でタイトルを獲得した。

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 メルセデスはその判断について抗議を行なった。これはスチュワードが棄却したが、この件をさらに上訴するかどうか、メルセデスは検討を進めている。判断の期限は16日(木)の夜となっている。

 上訴が成功するかどうかは不明だ。その上、たとえメルセデスの訴えが支持されたとしても、FIAがフェルスタッペンのチャンピオンをレースから数日経ってから剥奪するとは考えにくい。

 ブランドルはSkyのコラムの中で、緊迫したシーズンを終え、タイトルをフェルスタッペンとハミルトンでシェアするのが満足のいく結果だろうと、その考えを綴った。

「マックスはチャンピオンにふさわしいか? もちろん、彼はふさわしい」

「ルイスがシーズンを通じて303周をリードしたのに対し、フェルスタッペンは652周をリードした。フェルスタッペンは22レースのうち、15レースでチャンピオンシップをリードした。終盤の7レースも含めてね。ルイスが8勝なのに対し、彼は10勝だ」

「そして彼はもちろん、最後の数マイルまで、最高の運を持っていたわけではなかったんだ」

「ルイスも同様に、8度目のタイトルにふさわしい。率直に言って、彼らがタイトルをシェアできればと思うよ」

「特に終盤、彼のスピードや一貫性、決断力、スタイル、気品やスタミナは際立っていた。37歳を目前にし、288回目のグランプリで見事なものだ」

「アブダビGP終盤の数ラップは、世界中がF1に注目していたけれど、我々にとって最高の瞬間ではなかったし、この冬に変えるべきことがある。間違いなく、我々は日曜日にファンを混乱させた」

 ブランドルの意見は、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が今季のチャンピオントロフィーをふたつに分割すべきだという議論についてのコメントを受けてのものだ。

「大きなトピックになるだろう。でも僕がグランプリ前に言っていたように、22レースを走って、ふたりのドライバーがチャンピオンになる可能性があったんだ」と、アロンソは語った。

「他のどの年よりも、トロフィーをふたつに分けることができればと考える年だった。今年はそれをすべき年だった。どちらも素晴らしい戦いをしたからね」

 
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