フリー走行レポート
F1 第7戦カナダGP
F1カナダFP3:フェラーリワンツーでまたも速さ見せる。レッドブルは5、6番手
F1カナダGPのフリー走行3回目が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。
戎井健一郎
公開日時: 2019/06/08 16:36
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1第7戦カナダGPのフリー走行3回目が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分10秒843でトップタイムを記録した。
FP3はコンディションは気温18℃、路面温度37℃と、予選・決勝が行われる昼下がりの時間帯と比べると少し涼しめな気候の下で、60分間のセッションが開始された。
マクラーレン、ハースらが先頭をきってコースイン。初日に苦戦し、ドライバーふたりが「改善策を見つける必要がある」と口にしていたトロロッソ勢も早めにコースへと出ていった。しかし、どのチームもインスタレーションを終えるとピットに戻り、コース上にはロバート・クビサ(ウイリアムズ)1台となった。
クビサは1分16秒732を計測するも、それに続くドライバーはなく、コンディションの改善を待ってか各車ガレージ内でしばしの間待機。開始から17分頃にケビン・マグヌッセン(ハース)が再びコースインし、ダニール・クビアト(トロロッソ)やピエール・ガスリー(レッドブル)のホンダ勢もそれに続いた。
その後は徐々に各車タイム計測に入っていき、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分11秒596を記録してトップに立つ。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは1分11秒706でそれに続いた。メルセデス勢は1分11秒台に踏み入れることができず3と4番手につけた。その後ろにはミディアムタイヤを履いたレッドブルの2台が入り、3強チームが2台ずつ続く形となった。
そんな中、ランス・ストロール(レーシングポイント)のマシンがピットロード上でストップ。マシン後方からは煙が上がっており、チームの無線によるとハイドロリック(油圧系)のトラブルだという。
残り20分の段階で全車がピットに戻り、最後の走行に備えていく。しばらくしてバルテリ・ボッタス(メルセデス)が先陣を切ってコースイン。この日2セット目のソフトタイヤを投入して1分11秒531を記録。トップタイムとなった。
その後、フェラーリ勢もタイム計測に入り、ベッテルが1分11秒478でトップタイムをマーク。ルクレールはさらにそれを上回り、1分11秒058でトップに立った。ルイス・ハミルトンも自己ベストをマークするが、ルクレールには及ばず2番手となった。なお、ルクレールはベストタイムを1分10秒982にまで更新し、ついに1分10秒台に突入した。
ここまでミディアムタイヤでタイムを刻んでいたレッドブル勢は残り10分でソフトタイヤを履いてコースイン。フェラーリ勢からは1秒前後のギャップがあるものの、マックス・フェルスタッペン、ガスリーともに1分11秒台にタイムを乗せた。
終盤にはベッテルが再びアタックをかけ、1分10秒843をマークしトップタイムを塗り替えた。その後上位層でタイムの更新は起こらないまま、セッション終了を迎えた。
最終的にトップタイムはベッテル、2番手にはルクレールが続いたことで、FP2に続いてフェラーリがワンツーを占め、予選に向けて弾みをつけた格好となった。
3番手はハミルトン、4番手がボッタスと、メルセデスはフェラーリに先を行かれる結果となったが、彼らは予選で大勢をひっくり返したことが何度もあることから、予選でどこまでタイムを縮めてくるかが注目のポイントとなりそうだ。
レッドブル勢はフェルスタッペンが5番手、ガスリーが6番手でトップ3チームとしての位置につけたと言えるが、ベッテルからは約1秒離され、“ベスト・オブ・ザ・レスト”のダニエル・リカルドがコンマ2秒差に迫っており、予断を許さない状況となった。
7番手のリカルド以下、中団勢は例によって大混戦。トロロッソ勢はクビアトが10番手、アレクサンダー・アルボンが14番手と、何とか食らいついた印象だ。ただ、リカルドからアルボンまでの8台はコンマ4秒差以内の僅差であり、Q3進出をかけた争いはかなり白熱することが予想される。
【リザルト】F1カナダGPフリー走行3回目タイム結果
順位 ドライバー タイム 差 前車との差 1 セバスチャン ベッテル 1'10.843 2
シャルル ルクレール 1'10.982 0.139 0.139 3
ルイス ハミルトン 1'11.236 0.393 0.254 4
バルテリ ボッタス 1'11.531 0.688 0.295 5
マックス フェルスタッペン 1'11.842 0.999 0.311 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 【F1メカ解説】驚速メルセデスの秘密は、リヤサスペンションにあり?
次の記事 F1カナダGP予選速報:ベッテルが今季初ポール獲得。レッドブル・ホンダはガスリー5番手
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
戎井健一郎

「こんなもんでいいんだよ」ベテラン野尻智紀が、初優勝を渇望する相方・佐藤蓮に与えたかった“気付き”
スーパーGT
スーパーGT
第5戦:鈴鹿
6 日前
「こんなもんでいいんだよ」ベテラン野尻智紀が、初優勝を渇望する相方・佐藤蓮に与えたかった“気付き”

“エンジョイ中”の日本に残る? それともフォーミュラE行きか? 去就注目のオサリバン「今はFEチームの決定を待っているところ」
スーパーGT
スーパーGT 7 日前
“エンジョイ中”の日本に残る? それともフォーミュラE行きか? 去就注目のオサリバン「今はFEチームの決定を待っているところ」

表彰台独占のホンダGT500、ランキング上位に躍進。これでライバルと搭載ウエイトほぼ横並び……「同じ条件になった時の戦闘力が重要」とHRC
スーパーGT
スーパーGT
第5戦:鈴鹿
8 日前
表彰台独占のホンダGT500、ランキング上位に躍進。これでライバルと搭載ウエイトほぼ横並び……「同じ条件になった時の戦闘力が重要」とHRC
最新ニュース

挑戦することを恐れるな! 革新的SF-26を生み出したフェラーリのチーム内文化の変革……バスール代表説明「報われる時も、そうでない時もあるがね」
F1
F1 F1 11 時間前
挑戦することを恐れるな! 革新的SF-26を生み出したフェラーリのチーム内文化の変革……バスール代表説明「報われる時も、そうでない時もあるがね」

クアルタラロとヤマハ、関係さらに拗れる? 「2027年向けの開発はしたくない」ピレリタイヤテストの参加拒否が引き金
MotoGP
MGP MotoGP
アラゴンGP
11 時間前
クアルタラロとヤマハ、関係さらに拗れる? 「2027年向けの開発はしたくない」ピレリタイヤテストの参加拒否が引き金

ホンダF1、パワー重視のイタリアGPへ。折原エンジニア「今後の競争力向上につながるよう、さらなる最適化を進める」
F1
F1 F1
イタリアGP
12 時間前
ホンダF1、パワー重視のイタリアGPへ。折原エンジニア「今後の競争力向上につながるよう、さらなる最適化を進める」

F1最多王者ハミルトン、憧れのクルマ『フェラーリF40』ついに入手! 「僕だけのF40。本当に夢がかなった瞬間だ」
F1
F1 F1
イタリアGP
13 時間前
F1最多王者ハミルトン、憧れのクルマ『フェラーリF40』ついに入手! 「僕だけのF40。本当に夢がかなった瞬間だ」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録