新生アルファタウリ・ホンダの実戦準備完了! トスト代表「全員の努力のおかげ」
トロロッソから名称を変更、その1シーズン目を迎えるアルファタウリF1。チーム代表のフランツ・トストは、大きなトラブルもなく、チーム全員が懸命に働いたことで、開幕に向けしっかりと準備ができたとテストを総括した。

トロロッソから名称を変更し、新たなスタートを切ったアルファタウリ。その初シーズンへ向けたテストが全て終了した。
アルファタウリは6日間のテストで、カタルニア・サーキットを合計769周、3580kmを走破。充実のテストとなった。
「スクーデリア・アルファタウリにとって、マシンが良好なパフォーマンスと信頼性を示したため、プレシーズンテストは成功だった」
チーム代表のフランツ・トストは、そうチームのプレスリリースに語った。
「天候については、とても幸運だった。ほとんどの日は、例年のこの時期と比べればかなり高い気温だったからね。2週目の木曜日午後は、風が強まったため走るのを少し難しくした。しかしこのことにより、様々なコンディションで新しいAT01をテストすることができた」
今年は昨年と比較して、プレシーズンテストの日程が2日短くなっている。にもかかわらず、大きなトラブルが発生しなかったことで、しっかりとプログラムをこなせたようだ。
「今年はテスト日程が昨年よりも2日間少なくなった。この6日でマシンについて多くのことを学び、合計3580kmを大きな問題なく走りきることができたと思う。いくつか小さな問題が発生したが、この段階では普通のことだ。しかし、我々は全体的に満足している」
「チームの全員が素晴らしい仕事をし、時間内にマシンの準備を整えた。短くなったスケジュールの中で、うまくいったのだ」
「ホンダもPU(パワーユニット)の面でさらに一歩前進し、パフォーマンスと信頼性の双方を改善……スムーズな走行を実現した。ビスタ、ファエンツァ、Sakuraの全員の努力のおかげで、我々はシーズンを前に強力な結果を残すことができたと思う」
チームのふたりのドライバーもしっかりと堅実な走行を実施。これも、開発の大きな手助けになると称賛した。
「ピエール(ガスリー)とダニール(クビアト)は非常に優れた走行を披露し、AT01の開発に役立つ貴重なフィードバックをエンジニアたちにもたらした。彼らは全てのデータを効率的に分析できるよう、プロフェッショナルな働きをしてくれた」
「我々は新シーズンに向けて十分な準備ができていると確信しており、オーストラリアでの開幕戦を楽しみにしている」
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