メルセデスのフェラーリPU出力に対する”疑惑”は間違い?
フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、プレシーズンテスト前半でパワーユニット(PU)を低いレベルで回していたというメルセデスの推測を否定した。
F1プレシーズンテスト後半にようやく速さを発揮し始めた感のあるフェラーリ 。しかしテスト前半には低調な結果に終わっていた。これについてライバルであるメルセデスは、フェラーリがそのパフォーマンスを十分に発揮していなかったのではないかとプレスリリースでほのめかした。
「フェラーリはこのテストで、パートナーであるチームよりも、パワーユニット(PU)をずっと低いレベルで動かしていたのはなぜだろうか?」
メルセデスはそう疑問を語った。
しかしフェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、メルセデスの指摘は正しくないと主張した。
「メルセデスは我々がやっていることをとてもよく知っているようだね。でも、その指摘は正しくない」
しかしビノット代表はその一方で、今年のフェラーリは直線スピードが望んでいるほど速くないことも認める。
「現時点では、我々は最速のマシンではないと考えている。だから、ラップタイムはシーズン序盤には遅れることになるだろう」
そうビノット代表は語った。
「我々には何が欠けているのだろうか? 昨シーズンのマシンと比較して、全体的にマシンは速くなっている。しかしコーナーでは速く、ストレートでは遅くなっているんだ」
「それがこのクルマを設計するにあたっての目標でもあった。昨年はコーナーでのスピードが遅すぎるのは分かっていた。だから、コーナーで出来る限り多くのダウンフォースを得られるようにしたんだ。しかし今、我々はストレートでその代償を支払っている」
「全体的なバランス、セットアップ、低速コーナーに関しては、まだ改善する余地があると思う。それは、今週の仕事であり、課題の一部だ」
チームのドライバーであるセバスチャン・ベッテルも、コーナリングのパフォーマンスが前進したというビノット代表の主張を裏付けた。
「目標のひとつは、コーナーで速いクルマを手にすることだった」
そうベッテルは語った。
「コーナーを速く走るだけではなく、タイヤのマネジメントなども重要だ」
「マッティアが言ったように、今より強い立場になりたいと思うはずだ。しかし、シーズンは非常に長い。そして、まだ始まってすらいないんだ。だから、僕らは僕ら自身のことを見る必要があると思う」
「やるべきことはたくさんある。でもマシンは、僕が言ったように一歩前進している。僕らは今いる場所から改善できると分かっている。だから時間が経つということが、最高の答えになるだろう」
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