フリー走行レポート

F1 オーストリアGP

F1オーストリアFP1:フェルスタッペン首位発進で連勝の勢いを維持。角田裕毅も5番手

F1第9戦オーストリアGPのフリー走行1回目が行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップ。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が5番手となった。

編集: 2021/07/02 12:06

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Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

 F1第9戦オーストリアGPのフリー走行1回目がレッドブル・リンクで行なわれた。トップタイムをマークしたのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。

 第7戦フランスGPから続く3連戦を締めくくるオーストリアGPは、前戦シュタイアーマルクGPと同じくレッドブルリンクが舞台。気温は17度、路面温度31度という前週よりも少し涼しいコンディションで、週末最初のセッションがスタートした。

 なおこのセッションでは、アルピーヌのフェルナンド・アロンソに代わり周冠宇、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィに代わりカラム・アイロット、そしてウイリアムズのジョージ・ラッセルに代わりロイ・ニッサニーがFP1の走行を担当した。

 コンディションの他にも、ピレリが持ち込むタイヤが1段階柔らかくなっているというのが、シュタイアーマルクGPとオーストリアGPの違いとなる。また、ピレリは第10戦イギリスGPから新しい構造のリヤタイヤを導入する予定であり、その試用のためにテスト用タイヤが各ドライバーに2セット追加供給されている。

 走り始めから、レッドブルの2台はシュタイアーマルクGPでは使用していないC5コンパウンドのソフトタイヤを使用。対してルイス・ハミルトン(メルセデス)を含め、半数近くのマシンはテスト用のタイヤを装着した。

 レッドブル勢は6周走行した後、テストタイヤに履き替え走行を継続。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅やアストンマーチンのランス・ストロールがセッション序盤にコースオフする場面もあったが、両車大きなダメージは負わなかった。

 セッション後半に入ると、多くのマシンがソフトタイヤに履き替えてペースアップ。そんな中、ストロールは最終コーナーでまたしてもスピンを喫したが、バリア手前でマシンは停止。なんとか大ダメージは免れた。

 各車がソフトタイヤでのアタックを一旦終えると、ハミルトンは2セット目のソフトタイヤを投入。対してフェルスタッペンは中古のソフトタイヤで周回を重ねた他、テストタイヤに戻すチームもあった。

 セッション残り10分を切ると、それまでソフトタイヤを使っていなかったマシンも、感触を確かめるようにソフトタイヤでコースに出た。

 ほとんどのマシンがコース上で精力的に走行を重ねる中、60分のセッションが終了。フェルスタッペンが1分5秒143でセッショントップとなった。

 フェルスタッペンはセッション序盤からトップに立つと、セッション中盤には他を突き放すトップタイムをマークした。その後はソフトタイヤでロングランを実施。前戦シュタイアーマルクGPで使われていなかったタイヤで20周を走り込み、データを収集した。連勝の勢いを維持する、良い滑り出しとなったと言えるだろう。

 2番手はシャルル・ルクレール、3番手はカルロス・サインツJr.のフェラーリ勢。シュタイアーマルクGPでは最後尾から見事な追い上げを見せたルクレールだが、このセッションでは何度かブレーキをロックさせている場面も目立った。

 4番手はメルセデスのバルテリ・ボッタス。チームメイトのハミルトンは7番手だった。メルセデスはなかなかタイムが上がってこなかったが、この位置が実力だとは考えづらいだろう。何か新たなパーツを持ち込んだのか、ディフューザーにフロービズペイントを施し空力を確認していた。

 5番手は角田裕毅。セッション前半にはホンダPUの4台がトップ4を独占するシーンもあった。角田はソフトタイヤでのアタックでも一時トップタイムをマーク。最終的に5番手と好位置につけた。なお、チームメイトのピエール・ガスリーはトラフィックやトラックリミットの影響もあってか、9番手となっている。

 今回のFP1は、シュタイアーマルクGPとの連戦であることや、テスト用タイヤの存在もあって、各チームは通常とは異なるプログラムで走行していたはず。シュタイアーマルクGPと勢力図が変わっているかどうかは、FP2の予選シミュレーションではっきり見えてくるだろう。

 

 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 Netherlands マックス フェルスタッペン 37 1'05.143     238.625 2 Monaco シャルル ルクレール 33 1'05.409 0.266 0.266 237.655 3 Spain カルロス サインツ Jr. 33 1'05.431 0.288 0.022 237.575 4 Finland バルテリ ボッタス 31 1'05.445 0.302 0.014 237.524 5 Japan 角田 裕毅 35 1'05.474 0.331 0.029 237.419 6 Finland キミ ライコネン 28 1'05.586 0.443 0.112 237.013 7 United Kingdom ルイス ハミルトン 32 1'05.709 0.566 0.123 236.570 8 Mexico セルジオ ペレス 31 1'05.726 0.583 0.017 236.509 9 France ピエール ガスリー 36 1'05.726 0.583 0.000 236.509 10 United Kingdom ランド ノリス 28 1'05.880 0.737 0.154 235.956 フルリザルトを見る

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