F1スプリントレースの”独立化”をドライバーも歓迎「少しリスクを冒せるかも」「正しい方向性」「FP2は意味なかったよね」
F1はスプリントレースの独立化に向けた動きを進めている。これに対して、F1ドライバー達は支持を表明しており、決勝レースとの区別をつけることを歓迎している。
F1は現在、スプリントレースと決勝レースをそれぞれ独立した関係へと変更する動きを進めているが、ドライバー達はこれを歓迎している様子だ。
2021年から試験導入が始まったF1のスプリントレース。これまでのフォーマットでは初日午後に予選が行なわれ、そこで決まったグリッドでスプリントレースが実施され、スプリントレースの結果で決勝レースのグリッドが決まる……という流れとなっていた。
しかしドライバーたちから、このフォーマットではスプリントでリスクの高いオーバーテイクを避けるのではないかという声も挙がっていた。
そのためF1は不要という声が多かった2日目午前のFP2の代わりに、スプリントレースのための予選を実施し、金曜日午後に行なわれる予選で決勝レースのグリッドを決定することで、スプリントレースを決勝とは無関係の”独立したイベント”にするルール変更を検討。参戦する全10チームが支持しているため、今年最初のスプリントレースとなる第4戦アゼルバイジャンGP前に変更が承認される見込みとなっている。
ドライバー側もこのルール変更には好感を示しており、スプリントレースでもう少しリスクを冒すことができると考える者もいる。
ドライバー達の見解をいくつか紹介すると、以下のようなモノになる。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「いいアイデアだと思う。週末全体を棒に振ることなく、スプリント予選でもう少しリスクを冒すことができると思う。だからいいアイデアだと思うよ」
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「言うまでもないけど、公平である必要がある。でも新鮮味を出す必要もある。スプリントでは間違いなくリスクを計算しているし、これは良いポイントだと思う。もちろん、なにか起こる可能性はあるけどね」
ニック・デ・フリーズ(アルファタウリ)
「F1がスプリントレースの結果を決勝レースのスターティンググリッドと区別するのは、良いことだと思う」
「というのも実際のレース(スプリント)にインセンティブを与えていないからだ。特に前方にいるドライバーはリスクを冒したがらないからね。でも観客はショーを見たいと思っている。だから(独立化は)スマートな判断だと思う」
ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「リスクと報酬というのは、常に存在している」
「マシンにダメージを与えたいとは思わないのは当然だろうが、スプリントでもポイントは存在するんだ」
「ただ実際のところ悪いアイデアではないだろう。土曜朝のセッション(FP2)はちょっと意味がなかったからね。そうだろ?」
カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
「この方向は、ショーを良くしたいならとF1とFIAに僕らが要求していたモノだ」
「彼らとの話で、僕らはスプリントを(決勝レースと)関連しないようにする必要があると話していた」
「だから、僕らのフィードバックを受け入れてくれたことを嬉しく思っている。これは正しい方向だし、エキサイティングな週末になるはずだ」
なお2023年シーズンに、F1は全部で6回のスプリントレースを予定している。先述したアゼルバイジャンGPに加えオーストリア、ベルギー、カタール、アメリカ、ブラジルでスプリントレースが行なわれることになっている。
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