ハミルトン、右腕の離脱でマネジメントチームを再編成。“3つ目の自宅”もイギリスに確保
ルイス・ハミルトンは、長年右腕として連れ添ってきたマーク・ハインズの離脱に伴い、マネジメントチームの再編を行なうようだ。

ルイス・ハミルトンはこれまで、1999年のイギリスF3王者であるマーク・ハインズと共に仕事をしてきたが、ふたりはその関係を解消することになったようだ。
ハインズはハミルトンがジュニアカテゴリーでレースをしていた頃からの友人で、ハミルトンの信頼できる相談相手であると同時に、ハミルトンのドライバーキャリアやビジネスを支えるマネジメント会社『プロジェクト44』の運営にも携わっていた。
ハインズは2021年シーズン開幕を前に別の分野に関わっていくことを決断し、ハミルトンと別々の道を歩むこととなった。マネジメント体制を見直す必要が出てきたハミルトンだが、曰くハインズとの関係解消は友好的なものだったという。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 and Marc Hynes
Photo by: Sutton Images
「マークは僕の親友のひとりであり、これからも親友であり続ける」
ハミルトンはそう語った。
「彼は他の素晴らしいことに携わるため、そこに移ることになる」
「僕たちは素晴らしいパートナーシップを築いてきたし、彼が僕と一緒に成し遂げた仕事の数々には本当に感謝している」
「僕は今ちょっとした組織再編をしているところで、将来的に僕たちがまた仕事できるようなプランも立てている。短期的には誰かがその穴を埋めることになるだろうけど、そこは僕自身が考えていくよ」
2013年からメルセデスに在籍しているハミルトンは、2021年シーズンに向けてチームとの契約を1年だけ延長した。彼はモナコとアメリカのコロラドに自宅を構えているが、母国イギリスにも追加の拠点を設けるようだ。
「僕は多くのドライバーと同じように、”夢のような場所”モナコに住んでいる」とハミルトン。
「イギリスにも家を構えるんだけど、準備が整うのが本当に楽しみだよ。イギリスに帰った時に、ようやく自分の家と呼べるような場所ができるんだ」
「僕たちは1年を通して大半の時間をホテルで過ごしてきたけど、それは特段楽しいものではないし、それよりは良いよね。だからこれは何か素晴らしいことの始まりだと思う。自分の家族を呼ぶこともできるし、将来的には家族も持てるしね」
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