F1 ラスベガスGP

アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」

アストンマーティンによると、テクニカルディレクターのダン・ファロウズが解任されたのは、今季のパフォーマンス不足が理由だという。

Jake Boxall-Legge Ruben Zimmermann

公開日時: 2024/11/22 11:32

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Dan Fallows, Technical Director, Aston Martin F1 Team

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アストンマーティンはF1ラスベガスGPを前に、テクニカルディレクターのダン・ファロウズの解任を発表。この件について、パフォーマンス・ディレクターのトム・マッカローが説明した。

 かつてレッドブルで空力担当として活躍したファロウズは、2022年にアストンマーティンに加入。同チームは2023年に表彰台争いに加わるチームに成長した。マッカローも、その躍進にファロウズが貢献したと言及している。

 しかし今季のアストンマーティンは伸び悩んでいる。コンスタントに入賞を記録したことでコンストラクターズランキング5番手につけているが、上位争いに食い込めるような走りは見せられていない。

 そんな中でアストンマーティンは伝説的デザイナーのエイドリアン・ニューウェイと契約し(チーム合流は2025年春の予定)、フェラーリでシャシー部門を率いてきたエンリコ・カルディレも獲得するなど、積極的な補強を進めてきた。その改革の中で、ファロウズは更迭されることになった。

「今年のチームのパフォーマンスは、我々全員が望んでいたレベルには達していない。そしてこの決断は基本的にチームが決めたことなんだ」

 マッカローはそう語る。

「ダンがここに来てからの2、3年、私は彼の隣に座って密接に仕事をしてきた。彼は2022年、2023年のマシン開発に大きな影響を与えた。正直言って、多くのものをもたらしてくれたんだ」

「そういう点でも、彼と働くのは楽しかった。しかし結局のところ、24年シーズンは我々が期待し、望んでいるようなレベルのものをコース上で発揮できていない」

「こういったマシンを開発することは大変だったが、結局はパフォーマンスに基づく業界なのだ。だからチームはいくつかの変更をするという決断を下した」

 またマッカローは、チームがAMR24の課題を理解し、それを乗り越える準備が整ってきたと感じている。そのため、2025年に向けてチームがより良い状態にあると確信していると説明した。また一方で、ドライバーのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールから現行マシンについて一貫したフィードバックが寄せられているが、そこに対処するのが難しいことも同時に理解しているという。

「我々は(マシンへの理解が進んだと)本当にそう感じているが、何より論より証拠だ。CFDや風洞実験の作業を行なっているのもそのためであり、その点ではそれなりにうまく進んでいると思う」

「何より、クルマを走らせてそれがサーキットで実際にどのような走りをするかを見るまでは、確かなことは言えない。ただ我々の学習してきたことは良い方向に進んでいると思う。とはいえ、もっと早くそれをしたかったがね」

「ふたりのドライバーのフィードバックとマシンの限界はかなり一致していると思う。ふたりとも、よりパフォーマンスのあるマシンを求めていると思うし、毎回ポイント争いを繰り広げたいと考えている」

「それができるマシンを与えなければ彼らは決して満足しないだろう。ただそれが難しいことも我々は理解している」

「ドライバーたちとはオンラインやファクトリーで何度もミーティングを行ない、我々が何をしているのか、なぜそうするのか、何を発見したのかを説明している。彼らが理解できるような情報を提供し続けることが重要なんだ」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?

次の記事 メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?

More from

Jake Boxall-Legge



ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言

F1

F1

スペインGP

1 日前

ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言



ピアストリ、不振の理由は”考えすぎ”? ノリスとの差は「まだ自然にドライブできていないから」とマクラーレン

F1

F1

スペインGP

2 日前

ピアストリ、不振の理由は”考えすぎ”? ノリスとの差は「まだ自然にドライブできていないから」とマクラーレン



やりすぎた……ルクレール、イタリアGPでの同士討ちの責任認める「二度と同じような状況にはなりたくない」

F1

F1

スペインGP

7 日前

やりすぎた……ルクレール、イタリアGPでの同士討ちの責任認める「二度と同じような状況にはなりたくない」

More from

アストンマーティン



アロンソとFIA会長の会談は、「ホンダ救済」を約束したものではない? ADUO、そしてF1の”カタチ”を今よりも良いモノにするために……。

F1

F1

スペインGP

14 時間前

アロンソとFIA会長の会談は、「ホンダ救済」を約束したものではない? ADUO、そしてF1の”カタチ”を今よりも良いモノにするために……。



アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」

F1

F1

スペインGP

4 日前

アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」



アストンマーティン&ホンダ、共に進める”改善”にはまだまだ余地あり「シャシーの開発は、PUの開発よりも早く進歩できることを忘れてはいけない」

F1

F1

スペインGP

4 日前

アストンマーティン&ホンダ、共に進める”改善”にはまだまだ余地あり「シャシーの開発は、PUの開発よりも早く進歩できることを忘れてはいけない」

最新ニュース



ハミルトン、フェラーリにスタッフ入れ替えを要求? 伊メディアの報道を本人が否定

F1

F1 F1

スペインGP

20 分前

ハミルトン、フェラーリにスタッフ入れ替えを要求? 伊メディアの報道を本人が否定



小椋藍、復帰戦初日に3番手好タイムの嬉しい驚き「MotoGPマシンを楽しんで、タイムは自然とついてきた」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストリアGP

1 時間前

小椋藍、復帰戦初日に3番手好タイムの嬉しい驚き「MotoGPマシンを楽しんで、タイムは自然とついてきた」



小椋藍、復帰戦で初日3番手! KTMアコスタが好調トップタイム|MotoGPオーストリアGPプラクティス

MotoGP

MGP MotoGP

オーストリアGP

10 時間前

小椋藍、復帰戦で初日3番手! KTMアコスタが好調トップタイム|MotoGPオーストリアGPプラクティス



ドゥカティがサポート拒否!? バニャイヤ、反響呼ぶ動画に釈明「文脈無視の切り抜き。間違った言葉を使ったのはもう謝った」

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

13 時間前

ドゥカティがサポート拒否!? バニャイヤ、反響呼ぶ動画に釈明「文脈無視の切り抜き。間違った言葉を使ったのはもう謝った」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録