【インタビュー】富田鈴花「これからも長くレース界に関わりたい」日向坂46の看板背負い、“すずか”と名付けた両親に恩返しを

今季からスーパーフォーミュラの番組『GO ON! NEXT〜サーキットで会いましょう〜』のメインMCを務める日向坂46の富田鈴花。グループの看板を背負い、モータースポーツの世界に飛び込んだ彼女が、今後に向けた秘めたる思いを語ってくれた。

【インタビュー】富田鈴花「これからも長くレース界に関わりたい」日向坂46の看板背負い、“すずか”と名付けた両親に恩返しを
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 7月にスタートしたスーパーフォーミュラの番組『GO ON! NEXT〜サーキットで会いましょう〜』のMCとして、富士スピードウェイで行なわれたスーパーフォーミュラ第6戦の取材に訪れた日向坂46の富田鈴花。F1好きの母親から鈴鹿サーキットにちなんだ『鈴花(すずか)』という名前を授けられた彼女としても、今回が初のレース観戦であり、既報の通りスタートの瞬間は思わず感極まったという。

→インタビュー前編はこちら

 モータースポーツ勉強中の富田にとって、今回の富士でのレース観戦や、番組ロケでの様々な取材は驚きの連続のようだ。

「まず驚いたのはエンジンがめちゃくちゃ小さくて、それなのにあの音が出るということです」と彼女は言う。

「そして今回、野尻(智紀)選手にインタビューさせていただいた時、体重管理もしっかりされているということを聞きました。自分もクルマの一部、という認識で戦っていらっしゃるというのは、アスリートだなと思いました」

TEAM MUGENの野尻智紀。筋骨隆々ではない、“細マッチョ”な体型もレーシングドライバーならでは

TEAM MUGENの野尻智紀。筋骨隆々ではない、“細マッチョ”な体型もレーシングドライバーならでは

Photo by: Masahide Kamio

 レーシングドライバーと日向坂46のようなグループアイドルは、それぞれ全く異なる職種のようにも思える。しかし、多くの人の支えを受けながら“チーム”で最高のパフォーマンスをファンに見せるという点で言えば、共通していると言えるかもしれない。富田は今回のレース観戦を通して、自身のアイドル活動にも刺激になったと話した。

「どのお仕事でもそうかもしれませんが、輝いている瞬間の裏には、その周りのたくさんの方々の支えや努力があります」

「私はTEAM MUGENさんのところにいさせていただいたのですが、笹原右京選手が優勝された時、みんなが飛んで喜んで抱きしめ合っていました。何レースもある内のひとつをこれほど大事にされているのを見て、私たちもひとつひとつのライブや音楽番組など、色んな活動を素直に純粋に喜べる人になりたいと思います」

笹原右京

笹原右京

Photo by: Masahide Kamio

 日向坂46といえば、グループ全体の団結力や一体感も魅力のひとつ。そのため、個々のメンバーのファンだけでなく、いわゆる“箱推し”と呼ばれるグループ全体を応援しているファンが多いとも言われている。富田としても、この番組MCの仕事を通して“日向坂46”の看板を背負っているという意識があるという。

「私たち日向坂46は、最初の頃から『このグループで頑張りたい』という気持ちが強かったのかなと思います」

「私も今回、日向坂46の看板を背負ってこのグリッド上を歩いているという気持ちがあったので、すごく緊張しました。この制服を着ている以上、『日向坂だ』と思われるので」

緊張感高まるスターティンググリッド(写真は第1戦)

緊張感高まるスターティンググリッド(写真は第1戦)

Photo by: Masahide Kamio

「ただ、レースを観に来られている方はとても優しくて、手を振ってくれたり、フォトスポットで写真を撮ってくれたりしていました。選手の皆さんもすごく気さくで、自分がこんなに不安に思う必要はなかったな、と思う場面が何度もありました」

 今季のスーパーフォーミュラは、10月29日、30日に行なわれる第9戦・第10戦をもって閉幕する。その舞台となるのは、鈴鹿サーキット。富田にとって、言わば自分の“原点”とも言える場所だ。スーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーションも、この鈴鹿での最終ラウンドには彼女にぜひとも来場して欲しいとしている。

鈴鹿サーキット

鈴鹿サーキット

Photo by: Masahide Kamio

「母とドライブに行った時に鈴鹿サーキットの周りを走ったことはあるんですけど、実は中には入ったことがないんです。私、中に入ったらどうなっちゃうんだろう? と思います(笑)」と彼女は話す。

「自分の名前の由来となった場所に、日向坂46という看板を背負って行く。そうすることで、母や父に恩返しができるのかなと思っています」

「今回、(日向坂46の)ファンの方の中にもサーキットに来て下さっている方もいらっしゃいました。もちろんレースも好きで日向坂46も好きという方もいらっしゃいますし、私を通してレースを知って、スーパーフォーミュラを観に来たという方もいらっしゃいました」

「そうやって自分ひとりを通して多くの人に集まってもらえるということに、大きな意義を感じました。これからもずっと長くスーパーフォーミュラ、そしてモータースポーツに関わっていけたらと思います」

 
 
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