【パドック情報まとめ出し】アレジ、母ゴクミの来場に「嬉しい」。ケイのホロライブ“推しメン”は誰に?:スーパーGT開幕戦
スーパーGT開幕戦岡山で収集した情報、こぼれ話を一挙放出!
写真:: Masahide Kamio
ピットウォーク復活
・今大会からは“ピットウォーク”も復活した。コロナ禍の影響もあり、ここ最近は“ピットビューイング”としてマシンなどを見物できるだけに留まっていたが、今回はドライバーもピットに登場。サイン会などは実施されなかったが、撮影などに笑顔で応じていた。
ピットウォークの待機列に並ぶファン
Photo by: Motorsport.com / Japan
ファルフス、今季は多くのレースに出られそう?
・7号車Studie BMW M4のドライバーとして開幕戦を戦ったアウグスト・ファルフス。彼の入国はかなりギリギリだったようだ。レースウィーク直前の水曜日に出発。「午後2時にビザを受け取って、フライトは午後5時……その間にPCR検査も受けなければいけなかったんだ!」とファルフスは振り返っていた。
・そんなファルフスは、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズへの参戦を取り止めたとのことで、スーパーGTではほとんどのレースに出場できる予定だ。ただ、第3戦鈴鹿はニュルブルクリンク24時間参戦のため欠場が濃厚で、第7戦オートポリスやIMSAやGTワールドチャレンジと日程が被っているため、BMWの判断次第ということになってくるだろう。
39号車、フロントロウスタートも苦しいレース強いられる
・予選ではフロントロウを確保するも、決勝は8位に終わった39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra。後半スティントを担当した中山雄一は、「予選の段階でもクルマの悪いところ(トラクションなど)が出ていましたが、決勝ではそれがより出てしまいました。それと直線スピードが伸びなくて、ライバルに直線でやられてしまいました。コーナーも直線も遅く、辛いレースになりました」と振り返った。
#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
Photo by: Masahide Kamio
ホンダ勢、100号車以外は厳しい戦いに
・100号車STANLEY NSX-GT以外のマシンが上位に食い込めなかったホンダ勢。昨年100号車と共にタイトル争いに加わった17号車Astemo NSX-GT、8号車ARTA NSX-GTも、9位、10位止まりだった。8号車エンジニアのライアン・ディングルは「大きな問題がある訳ではないと思う。ただ(Q1で)コンマ数秒足りなかった。僕たちは17号車を抜けるほどのペースはなく、かといって彼らも前のグループに食い込むことができなかった」と語った。
国さんのために
・先日、高橋国光総監督を亡くしたTEAM KUNIMITSUは、喪章のついたレーシングスーツで開幕戦を戦った。牧野任祐も「今年は国さんのために戦います。昨年は連覇を逃していますし、それも大きなモチベーションになります」と話していた。
Kenta Yamashita, #14 ENEOS X PRIME GR Supra, Naoki Yamamoto, #100 STANLEY NSX-GT
Photo by: Masahide Kamio
岡山のパドックには“ゴクミ”の姿も
・岡山には、ジュリアーノ・アレジの母である後藤久美子氏が応援に訪れており、スターティンググリッド上でも目撃されていた。これについてアレジは「なかなか会えないので嬉しい」と語り、父であるジャン・アレジにも今年中に来て欲しいと話していた。
腹筋マシーンではありません
・今回のレースウイナーとなった14号車ENEOS X PRIME GR Supraの山下健太。搬入日には、腹部に謎の器具を装着している山下が目撃された。これについて本人に聞くと、姿勢矯正のトレーニングとのこと。「(器具は)骨盤にハマるようになっていて、正しい位置で身体を動かせるようにこれを付けます。僕は姿勢が良くなくて猫背なんです。レースでは首が疲れるものですが、姿勢や体幹が良くないとさらにそっち(疲れる)方向に行ってしまうので」と説明してくれた。
Kenta Yamashita, #14 ENEOS X PRIME GR Supra
Photo by: Masahide Kamio
GT300クラスは昨年以上に混迷の戦いに?
・GT300クラスでは、昨年速さを見せたGT300車両が以前より厳しい性能調整を課されており、GT3車両が優位なのではと見る向きもある。ただ今回その性能調整を跳ね除けてPPを獲得した61号車SUBARU BRZ R&D SPORTの小澤正弘総監督は、「(今季は)GT3勢は当然速くなってくるでしょうし、富士やもてぎのようなサーキットでは(GT300車両が)かなり厳しく、GT3車両との差が出てくると思います。ただコーナリングサーキットであれば、(GT300車両は)全体的に車重が軽いこともあって戦いやすい土壌はあると思います」として、昨年以上に勢力図がサーキット特性に左右されるのではと分析した。
今後も注目! ホロライブフェラーリ
・テストから印象的な速さを見せている9号車PACIFIC hololive NAC Ferrariは、岡山戦を4位で終えた。惜しくも表彰台は逃したが、ドライバーのケイ・コッツォリーノは「フェラーリはどのサーキットとも相性が良い」と話しており、今後のレースでも期待が持てそうだ。
・また今季から9号車は人気VTuberグループ『ホロライブ』とタイアップしており、車両には、ときのそら、白上フブキ、アキ・ローゼンタール、大空スバル、宝鐘マリン、雪花ラミィの6名が描かれている。コッツォリーノに“推し”はできたかと尋ねると、「まだまだ勉強中です(笑) レース後には決められるといいですね」と一言。ホロライブのファンの皆様、自らの推しをドライバーにアピールしてみては?
#9 PACIFIC hololive NAC Ferrari
Photo by: Masahide Kamio
実は2台体制(?)のTEAM MACH
・スーパーGTのパドックでは知る人ぞ知る存在である、このクルマ。5号車マッハ号を走らせるTEAM MACHが所有する、“ミニマッハ号”だ。これは小型の電動自転車であり、20年近く前からドライバーやメカニックのパドックでの移動手段として活用されている。ナンバーも付いており公道走行も可能だが、玉中哲二代表曰く公道を走らせたことはないという。「(ファンのパドック入場が可能だった時は)子供に乗ってもらって記念撮影したり。喜んでもらえるんですよね」と玉中代表談。
ミニマッハ号
Photo by: Motorsport.com / Japan
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