スーパーGTセパンでGT300ワイルドカードのポルシェがFP1最速。しかしボコラチーは冷静「リザルト通りの状況とは思っていない」
スーパーGT第3戦セパンのFP1でトップタイムをマークしたドリアン・ボコラチーは、ワイルドカードとしてスポット参戦するEBMポルシェの本当の現在地はまだ分からないと考えている。
#611 EBM GIGA 911 GT3
写真:: Masahide Kamio
スーパーGT第3戦セパンの初日フリー走行では、ワイルドカード参戦の611号車EBM GIGA 911 GT3がトップタイムをマークした。しかしドライバーのドリアン・ボコラチーは冷静なコメントであった。
今回のセパン戦には、現地参戦枠としてアール・バンバー・モータースポーツ(EBM)が2台のマシンをエントリーさせており、1台はケロン・リーとジャゼマン・ジャファーが乗るアストンマーティン・ヴァンテージGT3、もう1台はエイドリアン・ダ・シルバとボコラチーが乗る911 GT3となっている。
特にミシュランタイヤを履く611号車ポルシェは走行初日からボコラチーの手によって高いパフォーマンスを発揮しており、木曜のFP1をトップで終えた。ただボコラチーは、ライバルの動向もハッキリ見えていないことから、見た目上の結果とは状況が異なる可能性があると分析した。
「他のチームが何をしているかなんて、誰にも分からないからね」とボコラチーは言う。
「僕は限界を見つけたり、セットアップで改善できるポイントを探したりしていたけど、他と比べて自分たちがどんな位置にいるのか理解したくて少しプッシュしてみた。まあまあ良いラップが刻めたと思うし、マシンの調子も良い。ただランボルギーニ勢もかなり速いことが分かった」
「まだフリー走行だし悪くはないと思うけど、見かけのリザルト通りの状況だとは思っていない。これからも懸命に取り組んで、予選でどうなるかを見よう。僕たちは(セパン大会にエントリーするマシンの中で)唯一のポルシェ勢で、唯一のミシュランタイヤ勢だ。だから他と比べるのではなく、自分たちのことに集中して、最終的にベストなパッケージを作り上げることが大事だ」
また土曜日に行なわれるレースの目標についてボコラチーは、当然トップを目指しているものの、マシンの性能の限界を引き出せればそれで満足だと語った。
「レーシングドライバーとしては、常に最高の結果を目指したい。理想を言えば、全てのセッション、全てのレースウィークエンドで1番になりたい」
「でも、例えばマシンの性能的に5位が精一杯だとしたら、5位で終われば満足だ。勝てるマシンなら1位で喜ぶし、10位が限界なら10位で満足する」
「トロフィーがもらえるのは嬉しいけど、スーパーGTは初めてだし今週末は学びの場だと思っている。ミシュランと一緒にタイヤコンパウンドを選ぶのも初めて。すべてが新しいことだ。だから焦らず冷静に、すべてにおいて賢く行動して、レースがどう展開するかを見ていきたい」
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