6番手スタートのリカルド、エキサイティングなレースを予想「退屈にはならないはず!」
ルノーのダニエル・リカルドは、F1バーレーンGPの予選で6番手を獲得したことに満足しており、決勝は面白いレースになるはずだと話した。
Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.20
Charles Coates / Motorsport Images
F1第15戦バーレーンGPの予選で、コンストラクターズランキング3位を狙うルノーはダニエル・リカルドが6番手、エステバン・オコンが7番手となった。
現在ルノーはコンストラクターズランキング5番手。ターゲットとなるランキング3番手のレーシングポイントとは18ポイント差、4番手のマクラーレンとは13ポイント差だ。
グリッド上位4つをメルセデスとレッドブルが占める中で、5番グリッドを獲得したのはセルジオ・ペレス(レーシングポイント)。しかしレーシングポイントはもう一台のランス・ストロールが13番手、マクラーレンのカルロス・サインツJr.も予選でトラブルがあり15番手と下位に沈んでいるため、ルノーにとっては差を詰めるチャンスだ。
「チームとしてはかなり満足している。ペレスは前にいるけど、僕たちは6番手と7番手だ。決勝もうまくいくように準備している」
リカルドはそう予選を振り返った。
「カルロス(サインツJr./15番手)はメカニカルトラブルだったと思うし、ランスは下位に沈んだ。だからペレスが僕らの中ではトップだと思うけど、他のみんなはもう少し後ろだ。だから僕たちは良いところにいる」
「最初のアタックがイマイチだったから、Q1では2セットのソフトタイヤを使ったんだ。だからQ3ではソフトタイヤが1セットしか残っていなかった。だからそれを考えると、本当に満足している。今日は悪くない1日だった」
チームメイト争いに目を向ければ、リカルドは1000分の2秒差でオコンに競り勝つことが出来た。これについて、リカルドは結果を見て喜びを感じたことを否定しなかった。
「結果を見た時、自分が勝ったことに喜んだのは確かだ。でも僕の中の”競争心”は『彼に近づかれすぎてしまった。まだ足りない』と言っている。エステバンのラップをオンボード映像で見たんだけど、最後のアタックは本当に強力だった。クリーンだったし、今年の彼の良いところが出ていたと思う」
「どんなに差が小さくても、最終的にはグリッドひとつ分、3~4メートルの差になるんだ。だからペレスとの戦い、ドライバーズとコンストラクターズの戦いの中で、1000分の2秒速かったのは間違いなく嬉しいよ!」
リカルドは、決勝レースについて2ストップ戦略が主流になると予想。ハードタイヤを2セット使う可能性があることも想定している。
グリッド上位10台は同じミディアムタイヤで決勝レースをスタートするが、リカルドはそれでも各車の戦略には違いが出て、退屈なレースにはならないはずだと語った。
「ワンストップにはならないだろう。多くの人が、2ストップを念頭に置いていると思うし、2セットのハードタイヤを残している。もしタイヤの摩耗がかなり激しかった場合は、ハードを2セット使うことになるだろう」
「トップ10のうち何人かはソフトタイヤでスタートすることを期待していたけど、みんな同じタイヤだ。それでも、戦略には多様性が出てくると思う」
「他のドライバーがどう言っていたかは分からないけど、僕たちみんな本当の”Aプラン”は2ストップだと思っている。それは秘密でも何でも無いと思う。ここではオーバーテイクもできるので、何かしらハプニングが起きるだろう。退屈なレースになるとは思ってないよ」
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