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1年で日本を離れたアウアー、DTMとの日程衝突がSF継続参戦のネックに?

ルーカス・アウアーは、2019年に参戦したスーパーフォーミュラでたくさんの経験を積んだとして、もし2020年も継続参戦していれば“面白いこと”になっただろうと語った。

ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)

写真:: Masahide Kamio

 元F1ドライバー、ゲルハルト・ベルガーの甥であり、2019年はB-Max Racing with motoparkからスーパーフォーミュラに参戦したルーカス・アウアー。2020年はBMWからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)へ参戦することが決まっている。

 2015年から4シーズンにわたってDTMを戦っていたアウアーだったが、メルセデスが2018年を最後にDTMから撤退したことに伴い、2019年は戦いの舞台を日本に移した。

 スーパーフォーミュラでは第3戦SUGOで3位表彰台を獲得するなど、アウアーはコンスタントに入賞を重ねてランキング9位となった。しかし、レッドブルジュニアドライバーから離脱した彼は、2020年に再びドイツに戻ることを選択した。

 アウアーはmotorsport.comに対し、これまでとは異なる環境やマシンで経験を積んだことが、DTMでも活かされるだろうと語った。

「日本でのレース、これまでと異なるフォーミュラカー(SF19)やタイヤ、そしてチャレンジングなトラック……こういったものを通してたくさんの経験を積んだ」

「僕は技術的にも、フィードバックの面でも向上した。さらに僕は人々の人間性を分析する力がついたと思う。なぜなら通常の(英語での)コミュニケーションが可能なヨーロッパと比べて、日本ではコミュニケーションを取ること自体が既に難しい挑戦だからだ」

 アウアーがヨーロッパを離れた2019年から、DTMは『クラス1規定』に基づき、従来のV8エンジンからスーパーGTと同じ4気筒ターボエンジンに変更した。アウアーはスーパーフォーミュラで4気筒ターボエンジンを搭載したマシンをドライブしているため、その点では楽観的だが、他の変更部分には迅速に適応する必要があると認めた。

「今のDTMのマシンは2018年と比べて変化している。軽量化されていて空力特性も異なるけど、最も重要なのはタイヤの摩耗だ」とアウアーは語った。

「タイヤ自体は以前と同じもの(ハンコックタイヤ)を使っているとは言え、再びタイヤを理解することが必要だ。ウォームアップはタイヤによって若干異なるんだ」

 そんなアウアーは、2020年もスーパーフォーミュラで走る可能性があったという。しかし、5月のオートポリス戦がDTMラウジッツリンク戦とバッティングしているため、辞退したという。

「DTMとスーパーフォーミュラは日程が重複しているから掛け持ちはできなかった」

「(1レースでも欠場すると)チャンピオンにはなれない。だからどの道その話(スーパーフォーミュラ参戦)は進展しなかっただろう。でも、チームは良い成長曲線を描いていたから、2年目を迎えていたら面白いことになっていただろうね」

 なお、B-Max Racing with motoparkは2020年にドライバーラインアップを一新。ピエトロ・フィッティパルディ、シャルル・ミレッシという外国人ドライバーコンビでスーパーフォーミュラに挑む。

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