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レッドブル・ホンダの誕生にアストンマーチン「問題ない」と太鼓判

レッドブルのタイトルスポンサーを務めるアストンマーチンは、同業他社であるホンダが新たなPUパートナーになっても、問題はないと語る

Max Verstappen, Red Bull Racing RB14

Max Verstappen, Red Bull Racing RB14

Mark Sutton / Motorsport Images

Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 arrives in parc ferme
A Honda logo on the nose of a Toro Rosso in the pit lane
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Honda logo on the Toro Rosso STR13 Honda
Red Bull Racing RB14 nose and front wing
Max Verstappen, Red Bull Racing and Daniel Ricciardo, Red Bull Racing
Sebastian Vettel, Ferrari and Max Verstappen, Red Bull Racing celebrate on the podium with the champagne

レッドブルのタイトルスポンサーであるアストンマーチンは、来季からパワーユニットがホンダに変わったとしても、ブランドに影響を与えることはないと語った。

 来季からホンダ製パワーユニット(PU)を使うことを決めたレッドブル。これまでは、タグホイヤーのバッジをつけたルノー製PUを使用してきた。

 ただ、前述のようにレッドブルのPUは”タグホイヤー”であるため、自動車メーカーの名前が、チーム名に一切入らない形だった。そのため、今シーズンからタイトルスポンサーとして”アストンマーチン”がつき、グランプリシーンを彩ってきた。

 しかしレッドブルがホンダと契約を交わしたことで、来季のレッドブルのエントリー名には、アストンマーチンとホンダという、ふたつの自動車メーカーの名前が冠されることになる。

 アストンマーチンのCEOであるアンディ・パーマーはこの件について、問題はないとmotorsport.comに対して断言した。

「非常に明確なことだ。チーム名は、アストンマーチン・レッドブル・レーシングのままだ。そしてもちろん、FIAはこれに(PUの)メーカー名を付け加える」

 そうパーマーは語った。

「しかし、正直に語ってみよう。これまでのPUはタグホイヤーと呼ばれていたが、誰もがそれがルノー製であることを知っていた。そういう意味では、ルノーかホンダかというところに、大きな違いはない」

「アストンマーチンは、両方のブランドと競合するモノではない。だから我々は、その名前については完全に無関心だ」

 アストンマーチンはレッドブルから、ホンダに切り替えることについての相談を受けたという。しかしパーマー曰く、将来的にチームの競争力を高めるためにも、賛成の立場を取ったという。

「もしフェラーリと組むと言うのなら、それは我々にとって大問題だ」

 そうパーマーは語った。

「我々のお客様は、ルノーやホンダと我々を比べることはない。なのでホンダにすることが、タグホイヤーのバッジをつけたルノーよりも問題だと、言うことなどできるだろうか? 正直に言って、私はそうは思わない」

「我々はしばらく前から、このことについて知っていた。そして、基本的にはレッドブルの希望に同意する。ここで明らかにしておこう。我々には拒否権などないのだ」

「これはあくまで、相談のプロセスの一環だ。そして、我々がF1に関わる哲学の一部でもある」

「我々は、自身でチームを持つよりも、エキスパートと共にF1に挑む方が理に適っているいると考えている」

「我々にとってその基準は実に単純なものだ。つまり、勝つためにすべてのことをしているということだ。そして明らかに、チームはルノーからホンダにPUを切り替えることで、より勝利のチャンスを手にできると感じている。そういう意味で私は、今回の決定を賞賛する」

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