116周を走破し5番手タイム。新生アルファタウリ・ホンダ発進「快適な1日」
トロロッソから名称を変更し、新たなスタートを切ったアルファタウリ・ホンダ。F1プレシーズンテストの初日にはダニール・クビアトがステアリングを握り、116周を走行して5番手タイムを記録。チームも初日の走行に好印象を持っている。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
トロロッソ改め、アルファタウリの”初テスト”初日が終わった。ニューマシンAT01のステアリングを握り、走行を担当したのはダニール・クビアト。クビアトはこの日116周を走破し、ベストタイム1分17秒698を記録。これは全ドライバー中5番手となる好タイムである。
「とても快適な1日だったと思う」
クビアトはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「大きな問題は発生せず、走行を重ねることができた。マシンは家にいるかのように、すぐ快適に感じられた」
「最初にルーティーンのチェックを行なったので、少し時間がかかった。でも、それは最初のテストでチームにとって必要なことだ。それが一度終わってしまえば、良いラップを走ることができ、新車の理解を少しずつ深めていった。そしてアイテムのセットアップに取り組んだ。そのうちのいくつかは、レースの週末には実際には使わないだろうけどね」
そう好印象を語るクビアトだが、冬の間にどれほどの進歩を遂げることができたのかについては、まだ明言するのを避けた。
「冬に果たした進歩について語るのは難しい。だって今回がマシンをしっかり走らせる初めての機会だし、スイートスポットを見つけるのにはより多くの時間を必要とするものだからね」
アルファタウリのテクニカルディレクターであるジョディ・エジントンも、この日の走行には満足していると語った。
「全体として、今日の走行には満足している」
そうエジントンは語る。
「午前中のセッションでは、主に空力データの収集とバックグラウンドのテストを行なった後、基本的なセットアップの作業に移り、新車の反応を理解することを始めた。この作業は午後まで続き、ロングランも実施した。そしてC2タイヤをうまく使った。セッションの最後には、メカニックたちのためにピットストップ練習も行なったんだ」
「要約すれば、我々はこれまでに学んだことについて、かなり満足している。でも同時に、まだテストプログラムのごく初期段階だ。ニューマシンがどのポジションにいるのかを確認するため、そして開発の優先順位を見極めるためには、まだまだやるべきことがたくさんある」
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