バルテリ・ボッタス、今季限りでメルセデス離脱。アルファロメオと複数年契約

バルテリ・ボッタスが今季限りでメルセデスを離れ、来季からアルファロメオF1に加わることが決まった。契約年数は複数年と発表されている。

バルテリ・ボッタス、今季限りでメルセデス離脱。アルファロメオと複数年契約

 バルテリ・ボッタスが来季から複数年契約でアルファロメオF1チームに加入することが発表された。

 数週間前から噂されていたことが現実になった。ボッタスは2017年以来所属してきたメルセデスを今季限りで離脱。キミ・ライコネンが今季限りで引退することに伴い空席となったアルファロメオに、来シーズンから加入することになった。契約年数は、ボッタスが希望してきた通り複数年になるという。

 なおボッタスが離れるメルセデスには、現ウイリアムズのジョージ・ラッセルが加入するのは確定的で、今週中にも発表されるものとみられる。

 ボッタスは、ニコ・ロズベルグが2016年にチャンピオンを獲得した直後に同年限りで引退することを電撃的に決めた後、2017年シーズンからメルセデスに加入。5年目のシーズンを戦っている。

 この間にボッタスは9勝、17回のポールポジションと17回のファステストラップを記録し、2019年と2020年には、チームメイトのルイス・ハミルトンに次ぐドライバーズランキング2位を獲得している。

 しかしこのような貢献にもかかわらず、メルセデスとボッタスの契約は常に単年であり、その上チームは、現ウイリアムズのラッセルを”昇格”させることを目論んできた。

 なおボッタスは、現アルファロメオのチーム代表であるフレデリック・バスールとは、ジュニアカテゴリー時代に共に戦ったことのある間柄。ボッタスはバスールが創設したARTグランプリのドライバーとしてF3ユーロシリーズやGP3に参戦。GP3ではチャンピオンに輝いている。

「僕のレースキャリアの、新しい1ページが始まることになる」

 ボッタスはアルファロメオ加入に際し、そうコメントを発表した。

「2022年から先、アルファロメオという象徴的なメーカーと新たな挑戦をするために、アルファロメオ・レーシング・ORLENに加入できることに興奮している」

「アルファロメオは、紹介する必要のないブランドだ。彼らはF1の歴史において、素晴らしい経歴をいくつか残している。そしてそのブランドを代表することができるのを、とても光栄に思っている」

「ヒンウィルで成功することができる可能性は明らかだ。そして僕は、チームをグリッドの前方に導く手助けができるチャンスを楽しみにしている。特に2022年から導入される新しいレギュレーションにより、チームのパフォーマンスを飛躍させるチャンスがあるのだからね」

「チームから寄せられる信頼に感謝し、その信頼に応えるのが待ちきれない。僕はこれまでと同じように結果を求め、そして時がやって来れば、勝利を目指して戦うことに飢えている」

「そして僕はフレッド(バスール)のことをよく知っている。そして共に仕事をするチームの他のメンバーと知り合い、メルセデスの時と同じように強固な関係を構築するのを楽しみにしている」

 またボッタスは、現在の所属チームであるメルセデスについて、次のように付け加えた。

「ブラックリーで達成してきたことを、誇りに思っている。そして、次の世界選手権のために戦うべく、今の仕事を終えることに完全に集中している。そして来年、待ち構えている新しい挑戦も楽しみにしている」

 バスール代表もボッタス加入に際してコメントを発表。ライコネンの後任を選ぶ上で、経験が鍵だったと強調した。

「バルテリをチームに迎えることができて光栄だ。これから、共に旅していくのを楽しみにしている」

 そうバスール代表は語った。

「彼の加入により、我々はグリッドの最先端での経験を持つ、強力なチームプレイヤーをヒンウィルのチームにもたらすことができた」

「バルテリは、新たな歴史を作ったチーム(メルセデス)にとって、不可欠な存在だった。彼は4つのコンストラクターズタイトル獲得に貢献したのだ」

「彼はアルファロメオ・レーシング・ORLENがグリッド前方に向かって前進するのを手助けするのに、うってつけのドライバーだ。我々の関係は、F3とGP3で共に働いた時まで遡る。彼の才能とスキルはその時から明らかであり、時間と共に成長してきた」

 バスール代表はさらに、契約期間も重要な要素だったと付け加えた。

「彼がチームプレイヤーとして働く能力を発揮してくれるのを、本当に楽しみにしている」

「今回の複数年計画は、バルテリとチームの両方に対して、F1にとって大きな変革の時期に必要な安定性を与えてくれることになるだろう。将来もたらされるだろう未来に、我々はワクワクしているのだ」

 なおボッタスのチームメイトについてはまだ未定であり、それを決定することを急いではいないと、バスール代表はオランダGPの際に語っているが、当然現在チームのドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィも候補のひとりである。

 

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