大阪&鈴鹿”出身”の岩佐歩夢に、大阪F1誘致計画を訊く「めっちゃ地元で、実現したら嬉しい。鈴鹿と共に日本で2開催を!」

大阪府守口市出身で、鈴鹿サーキット・レーシングスクール出身でもある岩佐歩夢に、大阪でのF1誘致計画について話を訊いた。

ダンボール製になっちゃった自分の15号車(TEAM MUGEN)と対面した岩佐歩夢

 今季はスーパーフォーミュラにフル参戦することが決まっている岩佐歩夢(TEAM MUGEN)は、大阪でのF1開催計画は「実現してほしい」としつつも、鈴鹿サーキットでのF1日本GPは無くなってほしくないと訴えた。

 大阪観光局が正式に発表した、F1の誘致計画。この2〜3年で実現するようなモノではなく、かなり長期のプロジェクトとして、実現が目指されている。

 そんな大阪でのF1誘致計画について、岩佐に話を聞いた。岩佐は大阪府守口市出身で、しかも鈴鹿サーキット・レーシング・スクールを卒業している。つまり大阪にも、鈴鹿サーキットにもゆかりがある人物である。彼ほど、この大阪F1誘致に関する話を訊く適任は思いつかなかった。

「すぐに開催できるとか、そういう話ではないと思います。そういう意味では、今の僕に大きな影響があるとは思えないです」

 岩佐はmotorsport.comの取材にそう語った。

「でも、決まればすごく大きいことだと思います。僕は大阪出身ですから、地元中の地元。そこでのF1開催が決まれば、嬉しいです」

 ただ鈴鹿でのF1が無くなることだけは避けてほしいと、岩佐は訴える。

「ただ鈴鹿での日本GPがなくなってほしくはないです。F1と言えば鈴鹿ですし、世界的に見ても鈴鹿は特別だと思います。F1やF2のドライバーに聞くと、誰でも『鈴鹿は良いトラックだ』と言います。ドライバーにとっては特殊な、特別なグランプリなんです」

「なので鈴鹿でのF1がなくならずに、大阪でのグランプリができるのが理想だと思います」

 なお岩佐も、大阪でのF1誘致計画については、事前に耳にしていたのだという。

「僕もちらっと話を聞いたことがあります。サーキットについても、常設も含め、色んな案があると聞いています。おそらく、万博だったり、色々な兼ね合いがあるんじゃないかと思います」

「でも、日本でF1が2回開催されるということになれば、ものすごく大きいと思います。日本のモータースポーツ界にとっても大きいことなので、とにかく実現してほしいなと思います」

 

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